BIG GAMEと来たら、矢沢永吉率いるキャロルを2連発で歌ってから『セイリング』で締め。キャロルで締めるアイドル歌手なんていないよ~。…… ということで、日本発ロックを歌いこなす秀樹に注目だ。
キャロル
永ちゃんのコンサートになんて、怖くって行かれないよ~ @(||_||;)@ ← 最初っから及び腰
その矢沢永吉が、はみ出し者、反逆児、アウトロー、クール、ツッパリなど一切合切のイメージを背負って爆誕させたのが日本初ロックバンドの『キャロル』。
1972年に結成され、1975年に解散した。← よく3年ももったわ~ @( ;∀;)@
キャロルは、音楽的には大衆性を強く打ち出し、とにかくノリがよく、シンプルで明快な楽曲作り。
不良性も音楽性もビートルズを基調としたことが、キャロル成功の秘訣であった。
『恋の列車はリバプール発』『セクシー・キャット』
『恋の列車はリバプール発』『セクシー・キャット』はともに、上記キャロルが解散し、矢沢がソロデビューした第1弾アルバムに収録されたものである。
アルバム名は『I LOVE YOU,OK』。
1975 (昭和50) 年9月21日にリリースされた。
一方で、やはり秀樹が好んで歌っていた『ファンキー・モンキー・ベイビー』。
これは1973 (昭和48) 年6月25日にリリースされた、キャロルの7作目のシングルだ。
上記『恋の列車はリバプール発』『セクシー・キャット』と『ファンキー・モンキー・ベイビー』とを聴き比べると、これら3曲のテイストは全く一緒。
秀樹好みのノリのいいロックンロールとなっている。
BIG GAME とキャロル(矢沢永吉)
1974年から始まったBIG GAMEだが、秀樹がキャロル (矢沢永吉) を取り入れ出したのは’77~だ。
’77年にアンコール曲として『恋の列車はリバプール発』を取り入れ、翌’78年には『セクシー・キャット』『恋の列車はリバプール発』そして『セイリング』の3曲を並べ、これをアンコール曲とし、以降定番化した。
(ただし、BIG GAME ’78 in 大阪球場でのアンコールは『ファンキー・モンキー・ベイビー』と『セイリング』)
秀樹は矢沢永吉のことを次のように語っている。
実はね、矢沢さんのステージ自体を見たことがないんだ。ただ、数年前に『ぎんざNOW!』でキャロルと一緒になったことがあるんだ。
1978年発行『セブンティーン』より引用
そのとき、「僕も、広島県出身なんですよ」って(矢沢さんに)話しかけられてネ、ずいぶん腰の低い丁寧な人だななんて思った。
でも、スッゲエいい曲歌ってるんだ。ボクが矢沢さんを尊敬しているのは、このソング・ライターの面が多いかもしれないよ。
今のボクのコンサート・ツアーにも「セクシー・キャット」と「恋の列車はリバプール発」の2曲がはいっているけど、何といっても矢沢さんにボクのオリジナル曲を書いて欲しいな。
ワルの魅力
秀樹の逸材振りには舌を巻いてしまうのだが、実に多様なキャラクターが秀樹という1つの体に破綻することなく入っている。
『ヤングマン』での明朗快活なスポーツマン、『ベルサイユの薔薇』のアンドレ・グランディエのモデルとされるほどに美しい王子様オーラ、そうして『愛と誠』の大賀誠なのである。← 皆さまはいずれの秀樹がお好き @(/ω\)@?
大賀誠の、幼少の頃に負った眉間の傷。
典型的なアウトローとして不良たちと殴り合う姿。
ヒロインにも心を閉ざすクールな眼差し。
切なく胸を締め付けるようなワルもぴったり来ちゃう秀樹 ← 秀樹の貴重な一面であり、氷山の一角よ~
キャロルの楽曲は、陽気な大賀誠が歌っているイメージとも言える。← もの凄い私見です @( ;∀;)@ 許して~
ともかく、おらおら節を炸裂させても最高!な秀樹なのである♪
巻き舌
永ちゃん発、
「よ・ろ・し・くぅ」の「ろ」が、カメレオン並みに巻くんだよね。
永ちゃんの楽曲は、巻けるところは全部巻くのが基本だ。
そこがワルくていいんだもんね~
そうして巻き舌と言ったら秀樹。
永ちゃん楽曲の時にはいつもに増して巻きまくるので、大いに期待しよう!
BIG GAME’80秀樹MC「よぉし!おれ、乗ったるでー( ←既にれが、人知を超えた大巻き舌なんですけど~)
行くぞー!
付いて来いよー!
乗れよー!
行くぞ・ワン・トゥ・ワントゥスリーフォ!
(打ち上げ花火のドォン!という弾けっぷりとともに前奏開始)
コール&レスポンス
この前曲である『セクシー・キャット』もいいのだけれど、『恋の列車はリバプール発』の強みは、コール&レスポンスがすぱっと入るところなんだよね。最高だー!← 皆さま騒ぎまくりー!
【1番】
切符はいらない・(ヒデキ―) 不思議な列車で・(ヒデキー)← 次の歌詞と被りますが入れましょー!
いじけた・(イエー) ←「いじけた」の後に(イエ―)
街を・(イエー)出ようぜ・(イエ―)俺と
イエ―(イエ―)イエ― ・(イエ―)イエ― ←秀樹の歌詞に合わせて3回、合い間に(2回)、計5回リズミカルに入れます
【2番】
つっぱりジョンも・(ヒデキ―) 気どり屋ポールも・(ヒデキ―)
待ってる・(イエー) ←「待ってる」の後に(イエ―)
はずだよ・(イエ―)行こうぜ・(イエ―) 急げ
イエ― ・(イエ―)イエ― ・(イエ―)イエ― ←秀樹の歌詞に合わせて3回、合い間に(2回)、リズミカルに
恋の列車は リバプール発
夢のレールは 二人で書いて行こう
【3番】
リッケン・バッカー・(ヒデキ―) 抱いて歌えば(ヒデキ―)
さびしい・(イエー) ←「さびしい」の後に(イエ―)
野郎も・(イエ―)つられて・(イエ―) 歌うぜ
イエ―・(イエ―)イエ― ・(イエ―)イエ― ←秀樹の歌詞に合わせて3回、合い間に(2回)、リズミカルに
恋の列車は リバプール発
夢のレールは 二人で書いて行こう
【4番】
しらけた奴らが・(ヒデキ―) 追いかけたって・(ヒデキ―)
特急・(イエー) ←「特急」の後に(イエ―)
列車は・(イエ―)つかまりゃ・(イエ―)しないぜ
イエ―・(イエ―)イエ― ・(イエ―)イエ― ←秀樹の歌詞に合わせて3回、合い間に(2回)、リズミカルに
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イエ―!
『恋の列車はリバプール発』は、イントロ (前奏) でもアウトロ (後奏) でも、ファンたちがリズミカルに「イエ―!」を炸裂させる。
まさしく「イエ―!」の嵐の中を秀樹が、スタンドマイクを掲げ、ロックンロールなポージングを決め、ご機嫌に歌い進む。
嵐の中の私たちは疲れを知らない。もちろん秀樹も疲れ知らず。
ただただロックに飲み込まれて、BIG GAMEは幕を閉じるのである。
それでは参りましょうか!
BIG GAME ’80から、西城秀樹で『恋の列車はリバプール発』です。どうぞっ!(↓ 下記赤文字をタップしてください〜)
↓ 続いて、西城秀樹『セクシー・キャット』です。ワォ!← 巻き舌炸裂(笑)
↓ 3:20~ 西城秀樹で『ファンキー・モンキー・ベイビー』です。← 始まり方はこの秀樹が1番好き!@(♡∀♡)@
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