世界で1番かっこいい【西城秀樹「激しい恋」】

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「激しい恋」

1974年5月26日よみうりランド 「激しい恋」新曲発表会

「激しい恋」は、秀樹9枚目のシングルである。1974年5月25日にリリースされた。秀樹19歳。

「ちぎれた愛」以来の作詞:安井かずみ、作曲:馬飼野康二のコンビによる作品だ。

西城秀樹の「激しい恋」と言えば、
日曜日の定番となった「ちびまる子ちゃん」w

「ちびまる子ちゃん」の作中で、
まる子のお姉ちゃんが西城秀樹の大大大ファンであったからだよ~。← @(//_//)@ ノンフィクションアニメよ〜

作中でお姉ちゃん共々、ちびまる子ちゃんがよく歌い踊るのがこの「激しい恋」。

アニメ「ちびまる子ちゃん」と「激しい恋」

誰からも愛される秀樹

作者のさくらももこさんは、秀樹よりほぼ10年遅い1965年5月8日生まれ(享年53歳)。

作者の自伝的キャラであるちびまる子ちゃんは、作品中小学3年生8歳の設定となっている(お姉ちゃんは6年生で11歳か12歳)。
…… ということは、だ。

お姉ちゃんが秀樹に熱中し始めたのは、
さくらももこさんの生年に8歳を加えた年
つまり1973年 ー 1974年 にかけてということになる。

この時期は、
新御三家(西城秀樹・野口五郎・郷ひろみ)の中でも1人出遅れていた秀樹がいよいよ覚醒。
「情熱の嵐」「ちぎれた愛」「薔薇の鎖」「激しい恋」「傷だらけのローラ」と立て続けにワイルド&セクシーなヒットをかっ飛ばし、
郷ひろみ、野口五郎を抑え、あっという間にトップに躍り出た時期だ。

そのお姿は余りにも眩しくてファン逹ですら直視できず!← 都市伝説 @(//_//)@ ← この人発w

ちびまる子ちゃんとお姉ちゃんは、極めて当たり前に、他のお二人などどこに潜んでいらっしゃるのやら霞んで見えなくなってしまう程に、秀樹に熱狂していた訳だ!← @(//_//)@ つい ……

同作品は昭和の庶民の生活を伝えることを中心に据えながら、
『西城秀樹』という時代が生んだ一大スターを平成・令和の世に知らしめる役割も果たしたと言える。

秀樹はそのご縁から
「走れ正直者」(1991年4月21日)をリリースし、
同番組のエンディング曲として提供している。← 律義者め~

前奏

音にこだわる秀樹

曲に行きましょうっ。

【前奏】
ババッ・ババッブー ババッ・ババババブバババババー(サックス、ベース、ドラムスのコンボ)ドーン(最後の一音に重ねてティンパニ)
パーパッパ・パパッパパパ―[パーパーパ・パッパパ][パーパーパ・パッパパ](ブラスがカノンのように追っかけかぶさって行って)
パーパーパ・パッパパパー(トランペット)

「薔薇の鎖」に比して、ワイルド感のある前奏に乗って秀樹歌い出し。

…… ここでちょい待ちなんだけれど、

前奏の間中「フィン フィン」と煽るような音が飛んでいるのです。これが「テルミン」(本体から2本のアンテナが伸びており、本体には触れず手をかざすようにして音を出します♪)。

20曲目「ブーメラン・ストリート」でも飛ばしていましたね~。テルミン @( ;∀;)@ ← 反射で檻の中に入りたくなる猿

大流行

激しい恋 歌詞カード

全歌詞は、こちらから ↓ ご覧になれます。

【歌い出し】
止めろと言われても (ヒデキー!)
今では遅すぎた (ヒデキー!)

「止めろと言われても 」…… で、ぐっと右膝の上に置いていた手で、
1回膝をポンッと叩いてから、

「今では遅すぎた」で両手を肩の高さに上げ、右脚も上げて2回反動をつける。

「止めろと言われても」でグッと抑圧の掛かった恋への答えが
「今では遅すぎた」での、お手上げポーズに繋がるのか。← 適当です @(//_//)@

とにかく『激しい恋』の歌い出しの
このキャッチーな歌詞とマッチした絶妙な振り付けに
全国の子ども達は全てを持って行かれてしまったのだ
。← 10分休みはこれで潰しました。

サビ

ダンサーのお姉さまもポーズを!

「薔薇の鎖」から秀樹は、
『薔薇』に因んだレースやオーガンジーなどの『王子様』風衣装が多くなったように思う。
髪型も流行りとはいえ更に伸びオスカル風 ← いや、オスカルが秀樹を真似たのかっ⁉

そんな秀樹が堂々と繰り出してきた歌唱が

【サビ】
もしも恋がぁ〜ん
ここの部分は秀樹の色男テクに溶かされよう。

叶うならばぁ〜ん
@(//_//)@ 上記に同じく!悩ましいよね〜 秀樹ったらね〜 ← う〜ん、秀樹歌唱は放送コードに引っ掛かりそうだな ……

どんなことでも・するだろぉぉ・僕の人生をーぉー
ここで秀樹、勢いよく上方にジャンプ、

そしてシャウト‼️
変えてしまうよぉなぁ・
黒いー 黒いー 瞳のぉぉお

ゆ・う・わ・くーーーーーー(絶唱‼️) …… と同時にVサインを水平にして、
目つぶしみたいな振り付けをしてくるんだよ。大・迫・力

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無題

作中に登場する秀樹とお姉ちゃん

このように『激しい恋』は、
歌い出しの振り付けがあまりにも印象的なのだが、
最後まで隙のない秀樹らしい完全燃焼の歌である。

秀樹の3ヶ月後にお亡くなりになったさくらももこさん、
それから遡ること2年前の5月17日に永眠された、お姉ちゃんの声を担当された水谷 優子さん、
お二人に、秀樹の『激しい恋』を捧げます。

どうぞ安らかにお眠りください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

うっわ@(@_@)@ 当時の秀樹って…… ← 言葉を失う
想い出に残っている秀樹よりもずっとセクシーですっ
ええ~っ!こんな秀樹をお茶の間で放送していいの~っ!← ただ普通に歌っているだけですけれどっ!← 秀樹にしてみればっ!
@(//∀//)@ イエ~イ!どうぞっ!

↓『THE 50 HIDEKI SAIJO song of memories』の中に収められている、TBS『セブンスターショー』.での『激しい恋』です。2:51から始まりますよ~♡

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