家を美しく長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスを行わなくてはなりません。メンテナンスの必要な箇所やタイミング・費用について纏めてみました。
家のメンテナンスにはある程度の費用が掛かります
@(+_+)@ ← 古い家にメンテナンスやリフォームを重ねて住み、遂に家1軒分新築できる位の費用をはたいてしまった人 ← いえ、父の家ですから~大切に使い続けます~お父さんありがと~
家のメンテナンスにはある程度の費用が掛かります
しかしこのメンテナンス費用も、先読みをして行動することで、抑えることができるのです。
ハウスメーカーとの契約前にメンテナンスについて確認します
メンテナンスについては家が建った後で!なんて考えていたら、メンテナンス代取られ放題ですよ~ ← 言い過ぎ @( ;∀;)@ いくら何でも……
メンテナンスについてはハウスメーカーとの契約前に確認します
何によって確認するかというと、
施主ごとにオーダーメイドされた『メンテナンスプログラム』によって確認します
施主ごとにオーダーメイドされた『メンテナンスプログラム』とは
『メンテナンスプログラム』とは、
建てた家 (施主) ごとに、オーダーメイドでハウスメーカー側が作成するメンテナンスのスケジュールのことです
60年先までのメンテナンススケジュールが設計されます
この『メンテナンスプログラム』に目を通すことによって、何が分かるかというと、
✅メンテナンスを行う時期
✅メンテナンスを行う箇所
✅メンテナンスにかかる費用
すべてが分かるんだよ~ @(;・∀・)@ おおお~✨
ただし要注意なのは、
『メンテナンスプログラム』は基本的に建物引き渡し時に渡されるものです
しかし建物ができてしまい、いよいよローンがドドーン!と来る時に、「メンテナンスにもこれだけ掛かりますよ!ドドド―ン!」と有無を言わさず宣言されては困りますね。
ですから、
契約前に施主側から(前倒しで)『メンテナンスプログラム』の提示を要求します
↑ 言わなきゃ作ってくれないよ @( ;∀;)@ これフライングだからね ← 気にしない!
そうして、
疑問に思った点 (←つまり費用が掛かり過ぎなんだよ~) は契約前に徹底的に追究し、『メンテナンスプログラム』を修正して行きましょう
それでも『メンテナンスプログラム』に納得がいかなかった場合はどうするか?って?
そんなハウスメーカーとは契約しなければいいのさ~!← さらば、〇水ハウス ←まだ言ってる @( ;∀;)@
実際のハウスメーカーとの遣り取り
さて、ここで約半年前から始まったハウスメーカー各社との バトル 遣り取りを振り返ってみましょう。
メンテナンスについては先ず、上記のような説明用資料を渡されます。
この説明用資料からは以下のようなことが分かります。
🔅10年毎に無料点検を実施する
➡️不具合部分は有料(=お客様負担)でメンテナンス工事を行う
⭕そうすることにより、『基礎構造躯体保証』を今後10年間延長できる
もし、上記メンテナンス工事を拒否した場合は、
❌『基礎構造躯体保証』は解約となります
怖いわ~
『基礎構造躯体保証』を人質にされ、ふっかけられるままにメンテナンス工事を実施するのよ~ @(>_<)@ 高いよ高いよ~
拒否権なしで、言われるままでは、メンテナンス会社儲け放題
…… とならないように、契約前に『メンテナンスプログラム』を検討し、改善させましょう!
主なメンテナンス箇所と費用
それでは、各ハウスメーカーが手掛けた場合のメンテナンス費用をお示ししましょう。
メンテナンス費用は、家の大きさや使われた構造材等によって変わってきます。
ですから、あくまで参考程度にご覧ください。
メンテナンス費用は以下の想定で出してあります。
▪総床面積120㎡ (=36坪) の家
▪10年(もしくは20年) 経過後のメンテナンス
▪もしも、メンテナンスが必要になった場合の費用 (必要が生じない場合もあります)
『基礎構造躯体保証』継続のために必要なメンテナンス
『基礎構造躯体保証』をこの先10年延長するために、指摘されたらやるしかないメンテナンス項目です。← 基本的に家を守るためにだかんね〜
防蟻処理
木造建築においてシロアリ対策は必須ですね。
これはどのハウスメーカーでも10年毎に行います。
軽量鉄骨の場合は要りません。
10年毎 | |
防蟻処理 (67㎡) | 15.7万円 |
バルコニー
10年目 | 20年目 | |
バルコニーの防水 (4.1㎡) | 5.1万円 | 22.35万円 |
20年目に何が起こるの~ @( ;∀;)@?
木製トップライト・木製サッシ
木製トップライト・木製サッシにしなければ…… | 0円 |
↑ 木製にしなければ、メンテナンスは不要なんだね!
ユニットバス
ユニットバスの防水 (1ヶ所) | 2.18万円 |
えええーっ!
大谷ん家みたいにバスルーム幾つも作った場合はどうなるの~?← 大谷にとっては屁でもないね~ ←下品
主要な建物性能維持のためのメンテナンス項目
まあ以下項目類も、必要と言われたらやるしかないんじゃない? @( ;∀;)@ ← 涙目
以下の項目類は、20年目に足場を組んで実施する設定となっています。
屋根 (板金塗装)
20年目 | |
屋根:板金塗装 (91.3㎡) | 26.48万円 |
外壁
20年目 | |
外壁 (201.4㎡) | 59.29万円 |
外装部品・軒天
20年目 | |
外装部品・軒天 (201.4㎡) | 4.71万円 |
外部足場
20年目 | |
外部足場 | 21.91万円 |
廃棄物処理費・他
20年目 | |
廃棄物処理費・他 | 5.01万円 |
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保証継続 & 建物性能継続維持のためのメンテナンス費用の合計額
ちょ@(;・∀・)@、ここで一旦切りましょうか。
建物の基礎部分が傷まないように、壁や屋根などに施すメンテナンス費用を合計すると!
10年毎 | 20年毎 | |
外装部分メンテナンス費用 | 208,000円 | 1,555,000円 |
現実を見てしまったわ…… @(||∀||;)@
家1軒、真面目に長持ちさせようとすると、こんくらいの費用は掛かってくるよね~
20年目ごとに足場を組んで大工事だよ。
しかもこれは、家の外側だけのメンテナンスですから。
内側の機器や部品も傷んだり壊れたりするのを直す費用は、また別途かかって来ます。
それについては、また次回お知らせしましょうっ。
……という訳で、次回は残り半分のメンテナンス費用(=主に内装)をお伝えしましょう。
またメンテナンス費用を抑える方策もより具体的にお伝えして行きますから、読み続けて行かれれば、今回より低予算で維持できる方法が明らかになりますよ!
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