「ブーメラン・ストリート」
「ブーメランストリート」は、1977年3月にリリースされた西城秀樹の20枚目のシングルである。秀樹21歳。
表題曲は「ブーメラン」を連呼するリフレインにインパクトがあり、秀樹の代表曲の一つ。
1992年にアンサーソング「ブーメランストレート」がリリースされた。
作詞:阿久悠/作曲:三木たかし
十代の頃の絶唱、二十歳になってからのバラード、
そうしてこの「ブーメラン・ストリート」によって、秀樹の最たる歌唱法である『パンチを効かせた歌唱』が加わった訳である。
いわゆる『パンチ歌唱』は、
小林亜星氏も絶賛した、ドラマ―でもある秀樹の抜群のリズム感の上に成立する。
フレーズ毎にパンチを効かせる切れの良い迫力のある歌い方は、秀樹ならではのものだ。
この歌唱法は秀樹の金字塔「YOUNG MAN – Y.M.C.A」で絶頂期を迎える。
実はこの『パンチ歌唱』は、
秀樹だからこそ簡単にやってのけているのだが、
天性のパンチ力とリズム感とがなければ非常に難しい。
現実に「夜のヒットスタジオ」での冒頭、出演歌手によるリレー紹介にて
松田聖子も中森明菜も「YOUNG MAN – Y.M.C.A」を歌い損ねているのだ。← 幾ら歌唱力があるとはいえ、女性歌手には無理でしょー @( ;∀;)@
その位に難しくも魅力的な歌唱法なのである。
ブゥ-メラン・ストリ-トォォォォ← 強烈なビブラート
この歌は、秀樹のビブラートテクを使える箇所が多く、
リズミカルにそして頻繁にビブラートが出てくるので、
思う存分楽しもう!
歌は前奏から「ヒュンヒュン」テルミンによるブーメランの飛ぶ音を連発して、(← テルミン奏者でいらっしゃる狸小路ぽん子さまご覧になっていらっしゃいますか~?@(^^)@/ ← 秀樹繋がりでどれだけお友達を増やすことやら …… )
ブーメランそのものを模して行こう!というやる気に満ち満ちている。
上の画像、秀樹の歌い始めのポーズを見たまえ。
まさしく「秀樹ブーメラン」だ。← 私見です。
ブーメランを振り回して一見明るそうなこの歌が実は、
別れの歌 ← @(//_//)@ オーマイガッ!
いや、ブーメランだけに、別れても恋人は戻って来るのか?
…… 実に悩ましい歌なのだ!
秀樹ビブラート
【1番 サビ】← 遂に来た!秀樹初のサビ頭 (あたま) シングル曲!← 神!@(T-T)@
ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン
きっとー あなた・は 戻って来るだろうーぉー(ビブラート)
ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン
きっとー あなたーはー 戻ぉって来ぅるぅだーろーおぉぉぉ(ビブラート)
【1番 Aメロ】
銀色のー ブーツが アスファルトを蹴ってぇ
あ・あー あなたがー 駈けて行くぅ
ブーメラン ストリートォォォォォ(ビブラート)
人ごーみはー ジルバーを踊っているよおでぇ
あ・あー あなたを つつみこむ
ブーメラン ストリートォォォォォ(ビブラート)
どうだいどうだい、このビブラートの多さは。
ここまではとにかく「秀樹ビブラート」= パンチの効いたビブラートのこと
を堪能すれば良い。
内容?
愛する女が去って行くだけ〜
しかし、その去り行く女が立っているストリートの名称が凄かった!
『ブーメラン st. 』通称『ブーメラン通り』………
えええーっ⁉︎ この解釈であってますか @(//_//)@?
★ @(*’ω’*)@ ブーメラン・ストリートの全歌詞は ↓ こちらからご覧になれます。
忘れ難き想ひ出
【1番 Bメロ】
カリッと音がぁ するほど小指をかんで
@(>_<)@ 痛っ!
「カリッ」って ……… 音したの?指だよ? ……← @(//_//)@ きっと血が出てるぞぅ
【Bメロ 続き】
痛いでしょう 痛いでしょう
忘れないでしょおーーー
忘れないよ、痛いよ、やり過ぎなんでしょおーーー(絶唱)@( ;∀;)@
…… と、悩ましくも激し過ぎる愛のシーンが展開される。
ブーメラン秀樹
しかし!
これ程秀樹に執着していた女性がなんと!
お別れを言いだすという展開に ー。← @(T-T)@ 女心と秋の空だね。← 知ったかぶり
【1番 Cメロ】
そんなーことー いーったあなたのー 後ーすがたがー
もう・やが・てー 見えなくなるー 見えなくーなぁるぅーーーーー
ここで秀樹は右手を水平にして
腰を左右に悩ましく振りながら
「もう・やが・てー 見えなくなるー 」のところで
歌い出しに続く「ブーメラン」ポーズを披露するのだ
悩ましき秀樹ブーメラン ← @(//_//)@ お土産に1つくださ〜い
そ・う・し・て・か・ら・の
「ん・あー」← @(//_//)@ もはや反則としか言えない秀樹のため息歌唱。
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ブーメランは戻って来るのか?来ないのか?
奇しくも『夜のヒットスタジオ』にて秀樹は、
吉村真理さんから本物のブーメランの性質を問われて、
「(ブーメランは)戻って来るもんですからね。《だから彼女も戻って来ますよ》」
と答えた後、少し慌てたように
「(ブーメランは)戻ってくるもんですけどね。《だけど彼女は戻って来ないかもしれませんよ》」
と言い直している。
そうして「しまった!」というように、自分のほっぺをペシペシと叩いたのだ。
ブーメランに例えられたこの女性は、
男性の元に戻って来るの?来ないの?
吉村真理と秀樹とのこの一連の遣り取りから始まって、結末までが非常に気になる。
そうなのだ。この歌は、
秀樹の歌唱も悩ましいが、女性がこれからどのように行動するか、も男性側にとって悩ましい歌なのだ。
私は”明るい悲恋の歌”が好きなので、
戻ってこないといいなぁ。← @(//_//)@ 酷い?
それではそんな願望を込めながら聴いてみましょう(笑)!
『傷だらけのローラ』→『黒ジャガー』→ 1:58~『ブーメランストリート』となります。思わず全部聞いてしまいそうに …… @(//_//)@
★ @(*’ω’*)@ なな猿コショコショ話 …… 秀樹のちらちら見えるお腹が~♡
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