3大王子曲
「この愛のときめき」は、1975年2月25日にリリースされた12枚目のシングルである。秀樹19歳。
作詞:安井かずみ / 作曲 編曲:あかのたちお。
昭和時代、乙女の憧れの対象はもちろん王子よ。← フォント大きくした~ @( ;∀;)@
平成・令和でいう『二次元み ( =容貌やスタイルが現実離れしており、もはやコミック[ = 二次元 ] の世界の住人としか思えない人物を表す時の形容詞、の名詞化)』を愛でる心理である。
昭和時代の王子のイメージといったら、池田理代子作「ベルサイユの薔薇」のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェとアンドレ・グランディエに尽きる。
同作品は、1972年の21号から1973年の52号まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載された。
その後その大人気を引き継ぎ、宝塚歌劇団により1974年に初めて公演され、以来再演を繰り返して現在に至っている。
この王子騒動の真っ只中に『二次元み』だらけの西城秀樹が長髪をフサフサさせていたのよ~!もんどりっ
そうして、上記「この愛のときめき」に加え「至上の愛」(1975年8月)・「白い教会」(1975年10月) と、秀樹による王子三部作をリリースしてくれた訳だ。
王子
@(*’ω’*)@ 「この愛のときめき」の全歌詞は ↓ こちらからご覧になれます。
『白馬に乗った王子様』とはよく言ったものだ。
お姫様 (=私達) は基本的に『待ち』の姿勢ね。そうすると、(白馬に乗った) 王子が迎えに来てくれる。← このシチュエーションは絶対的なものなのよ!
もちろんお姫様 (=私達 ) へのアタックも王子様から、プロポーズも王子様から。
王子はお姫様のことを心から誠実に愛してくれているからこうなるのだ。
ああ ……、このシチュエーションを受け入れている時の私達の『ときめき』といったら!
一方王子も、美しき姫を我がものに、とその胸に
「この愛のときめき」を抱いている、という訳さ。
王子2
ここは英国王室?と思わせるような高らかなトランペットの演奏とともに
(どんな風に~どんな風に~どんな風に~あ・い・し・たら~わかぁって~く~れ~るだ~ろお~)
ソプラノの混声合唱がはいり、秀樹歌い出し、…… と?
秀樹が目を閉じているんだよ~ @(//_//)@!止めて~!← 嬉しい悲鳴
【1番 Aメロ】
じぃっとー 胸にためぇたー
想いがー あな・たをー追いかけーるー
この間ずっと目を閉じたままでおよそ30秒!← 永遠の30秒と呼ぼう!
更に2番歌い出しでは、意識を保つのがやっとな位の美しさを見せつけてくれる。
【2番 Aメロ】
甘いー 胸さわぁぎがー
いつものー 僕らーしくーないーのーさー
わざとー 横向いーたぁりー
ほんとは・みつーめてー みつ・められーたーいー ← この地声に近い若々しい歌唱も魅力
上記歌詞「わざとー 横向いーたぁりー」のところで秀樹は、目を閉じたままの美しい横顔を披露!← 歌詞の通りに横を向いてくれるんだけれど …… 『秀樹が右を向いた時の横顔』=『左の頬が見える横顔』が世界で1番美しい王子顔だ、ということを知ってた?(私はヒデ友様の内のお一人、Je_T’aimeさんに教えていただきました。)
カメラさん、全力で撮ってよ撮ってよ~ ← 秀樹ファン1億人の叫び
王子3
加えて絶対に見逃してはならないのが、← 鼻息荒~い
「この愛のときめき」では歌い終わりに、秀樹が綺麗な王子様お辞儀をする、その姿だ。
交差させて余りある長〜い脚
右腕を優雅に体の前に持ってきて
深々と一礼。
西城貴族、秀樹王子と称して偽りなし。
(この章、これにて終わりです @(//_//)@ )
因縁
実は秀樹、この1曲前にリリースしていた『涙と友情』は好きでなかったそうで、わざと遅刻して歌わなかったという逸話まで残っている。← こらこら
前曲『涙と友情』をアレンジしたのは、あかのたちお氏である。
そうして「この愛のときめき」の作曲も引き続きあかのたちお氏。
ところが本曲に至っては、「この愛のときめき」をリリースする直前に『寺内貫太郎一家』の収録中、秀樹が左腕を骨折するというアクシデントに見舞われれるのである。
秀樹が骨折した『寺内貫太郎一家2 第1話』は、1975年4月16日に放映されている。が、撮影日はそれ以前で、売れっ子秀樹のスケジュールの合間を縫ってのことだったのだろう。
こうして、「この愛のときめき」は1975年2月25日にリリースされるが、
次のシングル曲「恋の暴走」(同年5月25日リリース)までの間、
歌唱シーンでは、ギプスをはめた左腕を肩から吊るという痛々しい姿が、大半を占めることになるのだ。
この年の誕生日4月13日も、秀樹は上記姿で迎えている。@(||_||)@ どうしてくれるんだ~
あかのたちおが関われば何かが起こる!← 濡れ衣 @( ;∀;)@
※ 因みに「この愛のときめき」は、レコード大賞候補のノミネート曲にもなった佳曲である。あかのたちお氏の名誉のために〜(笑)
スポンサーリンク
アレンジ
追い打ちを掛けるようで申し訳ないのだが、
「この愛のときめき」の為に用意された振り付けは『マイク・アクション』であった!@(◎_◎;)@
…… ということでこっからは、この苦境を乗り切るために頑張った秀樹の、秀樹自身によるアレンジ3連発で行きましょう。イエイ!
アレンジ① ギプスver.
ジャジャジャ・ジャジャジャ・ジャジャジャジャーン(管楽器)高まる演奏と共に【サビ】
… で秀樹、左腕を吊ったまま、マイクコードと長い脚を使ってマイクを操っちゃうんだよね
どーんな風にー あいしたーらー
この恋が結・ばれる・
ィエエイエエエィ ← 自らシャウトしてコーラス入れたー!!!
どんな風にーこのこぉいをー
ふたりの・ものにー出来るー
… でマイクをタンッともどして王子様お辞儀
@( ;∀;)@ それでは ↓ ギプスを付けて頑張る秀樹をご覧くださ~い
アレンジ② ロッカーver.
ギプス付けての歌唱に、余程ストレスを感じていたのか …
どうも完治?したらしく、ギプスも取れてさっぱりした様子の秀樹。
左腕が自由になる喜びを爆発させるように、途中から歌い方もアクションもロッカー状態。← 物入れるアレじゃありませんよ @(//_//)@b
マイクアクションもやりたい放題で、
「ィエエイエエエィ」が出る前に
「イヤッホーイ!」って、
ご機嫌にマイクを股くぐりさせちゃうのだ @( ;∀;)@ 分かる!分かるよ!
王子様お辞儀はありません ← やったら変でしょ
@(*’ω’*)@ ↓ やんちゃ〜な乗り乗りロッカーver.です。(モノクロだよ〜❤︎) 胃腸の弱い方もご覧になって (笑)
アレンジ③ 王子ver.
これはもう単なる『 (歌が抜群に上手い) 王子』でしょ~ (笑)
フェロモン諸島かセクスィ王国からやって来た王子だよね?
王子による『悩ましいセリフ』付き
@(*’ω’*)@ 誰しもに『マイクになりたい…』と思わせてしまう、秀樹王子による歌唱をお楽しみください。
どうぞっ!↓
※『この愛のときめき』は3:33~です。
困難に負けない秀樹は
それを生涯貫いた秀樹は
心からカッコいいと思います。
この記事がお気に召しましたら
↓ 下のフィンガースナップ♥をぽちっとして頂けますと、とても嬉しいです。
@(_ _)@ お手数をおかけ致しますが
どうぞ宜しくお願いいたします☆
コメント
コメント一覧 (4件)
お疲れ様です。今日のコンサート最高でしたね。右隣りの席にいた者です。ヒデキ感激でした!返信いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
昨日はどうもありがとうございました。中村様がおっしゃる通り、素晴らしいコンサートでしたね!!!
しかしコンサートを拝見しながら一点だけ、DVD収録のダイジェスト版だけではなく、コンサートの始めから終わりまで全てを収録したものを是非!拝見したいな、とも思いました。← 欲張り猿 @( ;∀;)@
そうなれば、正に『’83 大阪球場コンサート』の再現です。臨場感も別格のものとなると思います。
上記のコンサートの実現を切に願います☆
返信ありがとうございます。ななさんの言う通り、全部通して観たかったですね。ダイジェストであれだけの熱狂ですから、全部だともっと凄いことになるんでしょうね。ヒデキの全コンサートを観てみたくなりました。
返信ですが、メールにも頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。
更なるコンサートへのご感想をどうもありがとうございます☆☆☆ ← 三ツ星お付け致しました!
中村様には大変申し訳ありませんが、コメントへの返信はコメント欄のみとさせていただいておりますので、メールへのご返信はできかねますことをご了承くださいませ。
なな猿より