世界で1番の祭典男といったら【西城秀樹】『俺たちの時代』

2回連続で世界平和の話になってしまいますが、今回ご紹介いたします『俺たちの時代』は、オリンピックとのタイアップ曲でした。ところがー。何はなくとも健康と平和が1番ですね。秀樹はくじけることなく歌いますよ~!

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目次

『俺たちの時代』

『俺たちの時代』は、1980年6月5日にリリースされた西城秀樹の33枚目のシングルである。
秀樹25歳。

原作詞:熊野昌人、補作詞:たかたかし、作曲:水谷公生、編曲:佐藤準
「原作詞」となっているのは、この曲がオリンピックのタイアップ曲であったために、オリンピックにふさわしい歌詞を『月刊 平凡』にて一般公募したからだ。

秀樹がオリンピックのテーマ曲を歌うことになったのはそもそも、『Y.M.C.A. ヤングマン』の大ヒットがあったからで、本曲は『ヤングマン』『ホップ・ステップ・ジャンプ』に続く青春讃歌、応援歌となっている。

かくもオリンピックは、世界の一大イベントとして、私たちをわくわくさせてくれる。
そのタイアップ曲を歌う人物として、西城秀樹が指名されたのはもの凄い快挙だ。← ……っていうか、『ヤングマン』の秀樹以外には考えられない状態~ (パチパチパチパチ~)

全てが理にかなった方向で、準備は進められていたのだ。
このオリンピックの開催地がモスクワであったことを除いてはー。← 共産圏を何とかしてくださ~い @( ;∀;)@ ← 暗殺されるぞ~

モスクワオリンピック

モスクワオリンピックとその周辺の経緯については、時系列に沿って下記にまとめておこう。

1974年10月23日オーストリアのウィーンで開かれた第75回国際オリンピック委員会総会にてモスクワでのオリンピック開催が決定される
(モスクワは旧ソビエト連邦共和国の首都。ソ連は1991年に15の独立国に解体。その内の1つが現在のロシア)
1979年12月ソ連のアフガニスタン侵攻が始まる
1980年4月12日アメリカが、モスクワオリンピックのボイコットを正式発表
(日本がそれに続くことは既定の事実)
同年5月5日『オリンパソン’80』というモスクワオリンピックための17時間特番にて、秀樹が新曲『俺たちの時代』を披露
同年5月24日日本のモスクワオリンピックのボイコットが正式に決定
同年6月5日『俺たちの時代』リリース
同年7月19日~8月3日モスクワオリンピック開催

ガッ Σ@(゚Д゚)@!

1980年が明けると早々に、アメリカが全世界に向けてモスクワオリンピックのボイコットを呼びかけたもんね。← 私たちはマジでヤバいと思ったね。瀬古利彦の男子マラソン初の金メダルはどうなるんだ~ ← 全国民の4年がかりの楽しみ @( ;∀;)@

そうして秀樹がテーマソングを歌うとなると、もう祈る気持ち

日本がオリンピックを正式ボイコットするわずか19日前のオリンピック特番で、秀樹が全てを吹っ切って溌剌と『俺たちの時代』を熱唱
今となっては、この時の何事もなかったように歌う秀樹が、立派で流石プロだった。← モスクワ行けそうな気がしたよ~ @( ;∀;)@ いい夢見させてくれてありがとー!

その後日本はオリンピックをボイコットし、その12日後に『俺たちの時代』がリリースされたのであった。← リリースの意味消滅 @(T_T)@ 私たちは一生忘れません

晴れやかで高らかなオリンピックソング

もうね、オリンピックだかんね
イントロの駆けあがり、華やかさが凄いことになっている

トゥルトゥルトゥルトゥル(バイオリンの駆け上がり~)←華やか
ダダッ・ダダダダーン(ベース)・ジャカジャカジャカジャカ(ギター)←抑え気味
ツァツァッツァ・ツァツァツァ・ツァツァッツァ・ツァツァツァ・ツァ―(遂に流れ出すシンセサイザーの旋律)あ・あーあー(コーラス)←めちゃくちゃオリンピック感だー!

【1番 Aメロ】
空をーかけれーばー きみはーとーりー
国境ーをこえてー 翼を・かーけーろー

【Bメロ】
もーどーれないからーーいーゅん
うつりゆーく
歴史にー 君ーを刻めー
ンパパー・パ)←高らかなトランペット~

国境をこえて」「歴史に君を刻め
最初っからもう、ど真ん中のストレートでオリンピック球を投げ込んでいるではないか~!← こちとらもエース秀樹を出していますからね~ @( ;∀;)@

甘い声で歌い始めながら、【Bメロ】では早くも声を張り、「ゅんーーー」で秀樹ファルセット投入。← カーブのキレもいいっ

一瞬も気を抜かないオリンピック感に聞き手は高揚しっ放しなのだ!
これぞ世界の祭典!
競い合う金メダルカウント!

パンチ溢れる秀樹歌唱、秀樹25歳というのもキリが良くていい感じ~
アスリートも秀樹も期待に応えてくれるぜ~♪

俺たちの時代

【サビ】
友よー もっと高くぅ
もっときららかぁにー
愛とー誇りをーまぁもぉるたーめー
友よー もっと熱くぅ
もっと美しーくー いまー燃えろー
お・れ・た・ち・の時代ーーー
タタタン・タタタタタタン……)のきららかなシンセが途切れることなく「水にー」と2番開始♪

何と言っても聴きどころは、タイトルにもなっている「俺たちの時代」を秀樹が最大級の潰し声をかけ、巻き舌を入れ、バ―――ン!とインパクティに歌い上げるところだ。← スカッとするよね~ @(T-T)@

この迫力なのだ!

お・れ・た・ち・の」は普通~のテンポで歌いながら、一音一音を区切るかのようなくっきりとした発声、そうしながら、「」から潰し声を入れて大迫力で迫れるのは秀樹だけ、秀樹だからこそ、秀樹にしかできない歌唱、なのである。

歌唱のスケールがきちんとオリンピック級なのだ。 ←ふむ…本物ですな…… @(-_-)@ ← お宝鑑定猿

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次曲に続くっ

この『俺たちの時代』は、続く2番では水上競技、3番では陸上競技(瀬古さ~ん @( ;∀;)@)を歌い、余すところのないオリンピックソングとなっている。

前述したようなボイコット騒動がなければ、この曲は毎日流れ、テレビには秀樹が出ずっぱりとなり、オリンピックの熱狂とともに大ヒットをかっ飛ばしていたことは疑いようもない。← より秀樹な毎日ね~ @(//∀//)@

しかし、ここで重要なのは、ボイコットという結果を目前にしながらも秀樹が腐ることなく新曲発表を行い、『俺たちの時代』リリース後1ヶ月にして新曲『エンドレスラブ』をリリースしたということだ。

どんな困難に出遭っても、立ち上がり前へ進む。
これこそがオリンピック精神と言うものだ、と私は思う。
秀樹のこの不屈の精神は、生涯を通じて貫かれる。

それでは行きましょう。我らが西城秀樹で『俺たちの時代』です。どうぞっ!

↓ ホットパンツ姿の秀樹が眩しい~ @(*∀*)@

↓ 秀樹ファンも常に熱いです~ @(*^_^*)@

https://youtu.be/T3QcfXeDQw8?si=ze72sDznhs9lavNK

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