追悼 谷村新司【西城秀樹】が歌う『さらば青春』

2023年10月8日、シンガーソングライターである谷村新司さんが腸炎のため死去された。享年74歳であった。生前、秀樹とも深い親交のあった氏を、秀樹の歌声とともに偲ぼう。

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目次

アリス

西城秀樹と谷村新司

1971年12月25日、谷村新司、矢沢透、堀内孝雄の3名でフォークグループ「アリス」が結成された。
名曲『走っておいで恋人よ』でデビューするや、精力的にライブ活動を行った。

デビューから2年後には、ウッディー・ウーの『今はもうだれも』のカバーが爆発的にヒット。

オリジナル楽曲『帰らざる日々』『冬の稲妻』『涙の誓い』『ジョニーの子守唄』『チャンピオン』『秋止箆』『狂った果実』等、多くのヒット曲を連発した。

谷村新司さんのヴォーカルは低音寄りで、ややどすを利かせた歌いぶりであり、それが多くの人々の心を捉えた。

…… ということで今回は、谷村新司も秀樹もともにカバーして歌った、小椋佳 作詞・作曲の『さらば青春』を行きましょうっ。← やや強引ですがぁ、いいねっ!@(>∀<)@

秀樹は1980年、バラエティ番組『ヤングおー!おー!』出演時に。
谷村新司は、2017年に同曲をシングルレコードとしてリリースしている。

『さらば青春』

白とブルーの衣装です~

さて、1971年にリリースされた『さらば青春』。
秀樹がカバーしたのは、1980年、バラエティ番組『ヤングおー!おー!』に出演した時である。

秀樹の着ている衣装から、『悲しき友情』を歌っていた時期だということが分かる。(同年1月5日~3月20日の期間)

この『悲しき友情』の衣装が白とブルーの2色からなっていて、その爽やかさが『さらば青春』にぴったし!
”青春を歌わせたら秀樹の右に出るものなし”の格言通り(← 誰が作った~ @(//∀//)@?)、秀樹が歌い始めた途端に、青春の甘酸っぱい感じが胸に迫るのだった。

フォーク

さあ、秀樹によるフォーク♩来ますよ~ ← 初めてじゃな~い?ホームベース上でキレよくストンと落ちるよ~ ← それはフォークだって! ← 違い…… @(//_//)@

前奏のギターのメロディラインが、涙が出そうな位にフォークだぁぁ。
【1番 Aメロ】
ぼくはー呼びかけはし・なーいー
遠くー過ぎ去ーるーものーにー
ぼくはー呼びかけはし・なーいー
傍らを行く―ものーさえー

こういう時の秀樹の声が少年っぽいんだよね
声の質と高さが、「少年っぽさのど真ん中」に来ているのだ。← 天性の声質~ @(♡_♡)@

また、会場でリズムを取りながら手を打つ女子たち( ← 敢えてこう呼ばせて貰おう!) が、可憐なフォークっぽさを醸し出すんだよ~。流石、秀樹ファンクラブ。← カメラ、めちゃくちゃ長回しで映しています~

この時歌詞中の「ぼく」は、近くに「少女」を伴っている。青春だなぁ🎶

少女よ

愛と情熱の青春

上記「ぼく」はしきりに、「(過去は) 振り返らないよ」ということを、少女に告げる。

ここで来るのが、サビであり、聞きどころだっ。

手拍子も盛り上がり、胸のときめきが高まる私たち。
その私たちを、秀樹は不意に指差して来るのだっ!そうして高音に移り、

【サビ】
しょじょよーー

「少女」呼び自体、反則でしょー @( ;∀;)@どきどき ← 歌詞だから…
しかも「で声を艶やかに裏返して、クラクラさせちゃう ← いつもこれでやられちゃう~ @(T∀T)@

泣くのは・おやーめー
風も木も・かーわも土もー
みんなーみんーなー
戯れの・口笛を吹くー

泣くほどのことじゃないよ
「さらば青春」と、大人になろう、と。

ハーモニカ

ハーモニカを吹く秀樹♡

魅惑のサビに参っちゃった後で、油断してたら大変なことに……。

なんと!
秀樹が!
間奏で!
ハーモニカを吹き出すのだーーーーー!← どっひゃー!生まれて来てありがとうっ @(T∀T)@

何っ?何っ?
ハーモニカって、本格的に吹く時には、右手をパタパタさせるのっ?← ※音にビブラートをかける奏法

ハーモニカって、あんなにカッコいいものなの~?
小学校で、カスタネットと同等に扱っていた私のバカ!← って叫びたくなるーーーー @(||∀||)@ ← 落ち着いて…

ああああ~(気絶)
ハーモニカになりたい~(うわごと)

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思い出

谷村新司と西城秀樹

遡ること2018年5月25日。

フォークグループ「アリス」が、急性心不全のため16日に亡くなった西城秀樹さんとの思い出を語った。

 歌番組「夜のヒットスタジオ」などで多数共演したことを振り返り、
堀内孝雄(68)は「こんなかっこいい人がいるんだな、と。オレらにないものが全部ある。性格もいい」。
矢沢透(69)も「背も高いし、足も長い」。
谷村新司(69)も「天性のアイドルスター」と称賛した。

 また谷村は、かつて出演した文化放送の人気番組「セイ!ヤング」を西城さんが愛聴していたことを明かした。
「僕が(リスナーから届く)はがきを整理をしてる時に“行っていいですか?”と。
はがき整理するのを横で座ってニコニコ見ていた。
どうやって整理するのかを見たかったらしい」とコアなファンだったことが伺えるエピソードを披露。
さらに、「その後も時々会うと夢を語ってくれたし、悩み相談も受けた」と懐かしんだ。

MBSラジオ「ヤングタウン金曜日」より引用

谷村新司さん始めアリスの皆様、本当にどうもありがとうございます。
謹んで谷村新司さんのご冥福をお祈りいたします。

それでは行きましょう!西城秀樹で『さらば青春』です。どうぞっ!ハーモニカで気絶しないようにです @(//∀//)@♪

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