ミリオンヒットの『ヤングマン』を引っ提げて開幕された『BIG GAME ’79 HIDEKI JAMPING SUMMER IN STADIUM』。ここで秀樹は、ビッグゲーム史上初、満を持してとばかりにクイーンを歌唱するのだ。まずはオープニングを飾る『We Will Rock You』を聴こう。わくわく♪
オープニング
後楽園球場18時45分、激しい雷雨 (←まさに伝説の始まり~) をものともせずに打ち上げられた花火と煙幕の中、50台近いハーレーが爆音を上げて球場を旋回する。
…… と、地上約30mのクレーンにつられた白いペガサスに乗って、秀樹降臨!
ペガサスの上で炎の剣を振り回すと、降りてくるよ~
秀樹のいでたちは、今回のBIG GAMEの裏テーマか?と思わせるようなギリシャ(彫刻) 戦士ふう。
胸が大きくはだけピタッとした白のジャンプスーツの上に、白いマント。
戦士の肩当て、戦士のスカート、マントの留め金、左腕にはめたバングルは全てシルバーだ。
観客席に手を振ると、王子様ふうにお辞儀を~ (キャー!)
バンドを振り返り、大きくジャンプをして、着地と同時に「ドンドンチャ・ドンドンチャ・」…… で『We Will Rock You』スタート!← 完璧だーーー!
フレディ・マーキュリー
秀樹のお気に入りがクイーン (Queen) であることは有名だけれど、中でもフレディ・マーキュリー (Freddie Mercury) からインスパイアされるものを取り入れていたよね。
フレディにも「長髪フレディの期間」と「短髪フレディの期間」があるのだけれど、これは偶然の一致なの?← 短髪の時のイメージが秀樹とは違い過ぎでしょー @( ;∀;)@
『We Will Rock You』は1977年、シングル『伝説のチャンピオン』との両A面でのリリース。
『ボヘミアン・ラプソディ』に次ぐクイーンの大ヒット曲、名曲である。
またクイーン自ら、本曲によってロックグループとして認知された、と言及する程に、アグレッシブで主張の強い、まさにロックといった趣の楽曲である。
タイトルからして『あっといわせる、やってやるぜ!』だもんね。
★『We Will Rock You』の全歌詞と訳詞はこちら ↓ になります @(*^_^*)@
力業
バンドを振り返り、大きくジャンプをして、着地と同時に「ドンドンチャ・ドンドンチャ・」…… で『We Will Rock You』スタート!← 完璧だーーー!
「ドンドンチャ・ドンドンチャ・」
教会を改造したスタジオで、クイーンのメンバーが「1拍目・2拍目は床を踏み鳴らし、3拍目は手拍子を打ち、4拍目は休符」という具合に作ったリズムパターンだ。
このリズムパターンの5回目のリフレインで秀樹歌い出し ← あれだけ空を飛び、走り回り、間髪入れずにこれだよ~ @( ;∀;)@
この『We Will Rock You』は、サビ的な「ウィーウィル・ウィーウィル・ロッキュー (We will, we will rock you) 」で炸裂を見せるのだけれど、強烈なリズムパターンに乗って、全編が同じ強さ同じ音域の歌唱となる。← かっけー!
クイーンのプロ―モーションビデオにて、フレディ・マーキュリーは縁なしの星型レンズの眼鏡を掛けていたが、秀樹の肩当てから下がっているのも星だ。← 秀樹の方くださ~い @(*ノωノ)@
一体感
球場内満場の観客が持ったペンライト (←秀樹発祥よー!← 文明の始まり) がリズムに合わせて躍動する。← ペンライトが触手のように動き、球場が1個のイソギンチャクみたい~ @(//∀//)@/🧨
以下、青カタカナをたどると歌えるので~ ←【今回の付録】ですわ @(//_//)@。BIG GAME2024で歌いましょ〜♪
そうして、どうしてカタカナ翻訳 (=秀樹の発音をカタカナで表記すること) をしようと思ったか?というと、『We Will Rock You』の英語歌唱が難しいからなのよ~ @( ;∀;)@
短い小節に、英語がびっちり詰め込まれているのよ~ @( ;∀;)@ ← もっと単純な歌詞かと思っていた人
【1番】
バディユ ァ ボ オイ メイクアビックノイズプレイ ング
Buddy, you’re a boy, make a big noise Playing
インナトゥリーゴナビアビグマ ン ッサム ディ
in the street, gonna be a big man someday
ユーガ ッ ナマドユ ア フェイスビッグディス
You got mud on your face, you big disgrace
キックユキャンオ ル オヴァザプレイス , シギン
Kicking your can all over the place, singin’
ウィーウィル・ウィーウィル・ロッキュー , カモン
We will, we will rock you, came on
ウィーウィル・ウィーウィル・ロッキュー
We will, we will rock you
【2番】
バディユァヤングマン, ハドマン シャウティング
Buddy, you’re a young man, hard man Shouting
インナ トゥリーゴナテクオナワーッサム ディ
in the street, gonna take on the world someday
ユガットブラッユフェイス , ユ ビッグディス
You got blood on your face, you big disgrace
ワナユアバナーオバザプレイス , シギン
Waving your banner all over the place, singin’
ロック歩き
さて、ここで秀樹が、2番のサビを歌いながら「ロック歩き」をしてくれるのだ。
スタンドマイクを両手で持ち、心持ち胸を反らして、大股で踏みしめながら歩くやつ♡
やっぱりフレディをほうふつとさせるけれど、フレディよりもかっこいいのが何とも~ @(*ノωノ)@ ← クイーンファンには黙ってて
ギリシャ神話のロックの神「ヒデロン」がステージに降臨しているんだもの~
ウィーウィル・ウィーウィル・ロッキュー , カモン
We will, we will rock you, came on
ウィーウィル・ウィーウィル・ロッキュー , カモン
We will, we will rock you, came on
4回めの「rock!」とともに、打ちあがる花火。駆け出す秀樹。
ステージ・照明など
BIG GAME恒例の、バックネット前のステージから、Tの字の縦棒のように前方へと長く伸びた花道が作られ、その突端に真四角のステージが設けられている。
その真四角のステージいっぱいに表示されたのが、秀樹の「H」だ。← 私たちのシンボル @(T-T)@
この年から照明の技術が格段に上がり、色彩の広がり、ピンスポットの性能の向上により秀樹の姿が鮮明に浮かび上がる。
1979年『BIG GAME HIDEKI ’79 大阪球場』OA時の解説より引用
またレーザー光線の導入によりスモークとレーザー光線の演出が、よりステージに神秘性とダイナミックさを加えている。
スポンサーリンク
マイク・アクション
さて~、2番の間奏で球場を走り回っていた秀樹がステージに帰ってくる。
やおら、スタンドマイクを掲げてロック歩きをしながら3番歌い出しだー!
【3番】
バディユアオ-マンプアマン プジオナ
Buddy, you’re an old man, poor man Pleading with your eyes,
などなど、スタンドマイクを持ったまま3番を歌いきり、
ロッキュー
rock you
の雄たけびを上げ、全力で拳を4回突き出し、
足で蹴ってスタンドマイクを高々と頭上に飛ばし、キャッチ!
’79年の秀樹の全力、絶好調を見せつけるようにオープニングは終わるのである。← まだオープニングなのよ~ @( ;∀;)@
こっから『エピタフ』も来るし、クイーンも1曲じゃ済まんだろうし、『ヤングマン』はどうするのー!
しかしそんなことを気にする秀樹ではない!ということで、行きましょう。
西城秀樹で『We Will Rock You』です。どうぞっ!
↓ クイーンで『We Will Rock You』です。フレディ・マーキュリーの星型眼鏡をお楽しみください~w
↓ この記事を気に入っていただけましたら下のフィンガースナップ♥をぽちっと押してくださいませ。なな猿くんのランキングが上がります。
@(_ _)@ 応援してくださるととても嬉しいです☆
コメント