いよいよデイサービスの契約を交わし要介護者が通い出します。しかしそこですぐに行くのを嫌がる、なんてこともあるのですよ。
そうならない為にも、「デイサービス選び」が重要になってきます。
担当のケアマネジャーに通所施設の候補を挙げて貰う
少子高齢化が進んだ現代では、一つの市にデイサービス用施設 (通所用介護施設) が数十カ所もあります。これら全てを検討することはできません。
担当のケアマネジャーに、要介護者に適したデイサービス用施設を幾つか挙げて貰います
ケアマネジャーは、要介護者の常日頃の身体状況や精神状況、更に家族の状況も子細につかんでいます。
一方で、ケアマネジャーはデイサービス用施設の知識も豊富に持っています。
ですから、先ずはケアマネジャーに連絡を取り、要介護者用に幾つかのデイサービス用施設をピックアップして貰いましょう。
通所施設の候補を挙げる際に伝えておくべきこと
通所施設の候補を挙げる前には、以下の3つの事項についてケアマネジャーに伝えておきます。
要介護者と介護者に適した自宅からの距離
要介護者の自宅・介護者の居場所から近い施設が好ましいです
何故なら、いくら施設から送迎の車が出るといっても、移動は身体的に弱っている要介護者にとって想像以上の負担になるからです。
また、デイサービス先で要介護者が不調になった場合は、介護者が迎えに行かなければなりません。
介護者が車の運転ができるのか、タクシー等を利用するのか、も考慮に入れて移動できる距離を決定します
要介護者に適した施設の規模
施設の規模は小さいほうが望ましいです
施設には20人以上の大規模なものから、9人以下の小規模なものまであります。
要介護者の性格にもよりますが、小規模な施設の方が目が行き届きやすく小まめに気配りをして貰えるという利点があります。
また認知症者は忘れてしまいますので、毎朝顔を合わせる度に
「初めまして」という状態になります。
ですから、デイサービスに通う者同士の人間関係については、介護士さんのフォローも入りますし、そう神経質にならなくてもよいと感じています。
要介護者に適した男女比
要介護者と同性の人が多い施設が好ましいです
男女比率は、その施設によってまちまちです。
しかし一般的に男女同比率の施設は少ないようです。通っている内に男性か女性かどちらかの比率が高くなると、高くなった比率の同性者が集まり、更に男女バランスが偏向して行きます。
ということは、やはり皆さん自分と同性の方との方が過ごしやすい、と感じている訳です。
また中には「色ボケ」と言って『老化により異性者に異常な興味や執着を示す人』もいます。その被害を避けるためにも、同性の人が多い施設が好ましいと言えます。
母の場合は社交性が低い性格なので、定員10名のデイサービス施設にしました。10名は全員女性です。母は以前通所リハビリの送迎バスの中で、隣席に座る高齢の男性に触られたという経験があり (母は認知症ですが、この記憶だけは消えません) あらかじめ提示しておいた『女性が多い施設に』という条件もクリアできました。
また、自宅から歩いて5分の所にあるので移動時間も少なく、通院の必要がある日も病院からデイサービスへと、時間や負担をかけることなく、マイカーで直行することができます。
母はかなりの強運の持ち主ですからね~。提示した条件が全て叶うというね~ ← 棘のある言い方~ @( ;∀;)@
けれども施設の数が増えていますので、強運でなくとも合う施設は見つかりますよ。
さて、施設を絞り込みましたら、次は絞り込んだ施設に足を運んで実際に見学しましょう!
施設の見学には必ず行きましょう
★ @(*’ω’*)@ 以下「【デイサービス用施設 (通所用介護施設) の選び方 ㊦】通所施設を見学する時の4つのポイント」↓ を お読みいただけますと、デイサービス用施設選びの一連の流れがお分かりになるかと思います。是非~☆
以下 ↓ 唐突ですが …… 笑
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