【認知症者とデイサービス 】デイサービスに行きたがらない認知症者を通わせる方法

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目次

デイサービスに通うことを拒否する心理状態

ところが困ったことに、要介護者がデイサービスに通うことにスムーズに応じる例は少ないです。
デイサービスに通うことを拒否する心理状態には大きく分けて以下の3つがあります。

  • 家にいた方がラクだという心理
  • 自分の衰え (介護状態である) ことを認めたくない心理
  • 新しい環境に入ることに不安を感じる心理

しかし、要介護者が家にい続けることによって、様々な問題が生じます。
同居の場合は、一日中要介護者の介護に付き添わなくてはいけません。← 心のどこかに常にお母さまが @( ;∀;)@ ← 美談にあらず
別居や職業人である場合は逆に、要介護者が一日中一人で自宅にいる状態に不安を覚えます。

なな猿

ここは何とかデイサービスに通って貰いましょう!

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認知症者をデイサービスに通わせる方法

体のどこかしらに不調を抱える高齢者

認知症者に説得は効かない

認知症者を説得することは無理・無駄・無効です

いきなりガガーン!な展開ですけれどね、相手 (認知症者) は忘れてしまいますから、何回も丁寧に納得行くまで説得しても、ものの数分で忘れてしまいます
仮にその時に相手が納得して受け入れたとしても、それも同様に忘れて無効化してしまいます。← 期待を抱かされるだけこっちは疲弊~ @( ;∀;)@

とにかく説得段階は省きましょう。

認知症者を納得させるコツ

認知症者が理解できるのは、今目の前に見えているものだけです

ですから、認知症者が何度忘れても、繰り返し目に見えて納得できるものをデイサービスに通う為の理由付けとします

そうして高齢者は体のどこかしらに不具合を抱えているものです。『それを改善するためにデイサービスに行く』という流れにしておけば、驚くほど話が通じ易くなります。忘れる度に体の不具合部分を確かめさせれば済むようになるからです

目に見える※身体上の不具合を指摘して、デイサービスに行けば改善するという流れで話しましょう

※身体上の不具合の具体例
▪ふらつきがある
▪無表情
▪手などの震え
▪前のめりな姿勢
▪筋肉のこわばり
▪関節の固まり
▪動作が鈍い
▪小刻みな歩行 など

更に体の不具合部分の状態ついては、以下のように話してください。

体の不具合部分を改善しなければ (放置しておくならば) 、自宅での生活はできなくなるということを強調します

はっきり言えば脅しですよ。それくらい脅さないと動きませんよ。

脅しを使わないで済むのならそれに越したことはありません。
しかし高齢者には、通いたくないという強固な心理状態がある上に、上記は説得が効かない認知症者に用いる『最後の一手・唯一の一手』ですから、脅すくらいの強力なプッシュを用いても実現させる必要はあると感じています。

母の例

実母は主治医やケアマネジャーからもデイサービスを勧められながら、10年間それを拒否していました。
その間に認知症よりも体の老化が進行し、母の左手はパーの形で開いたまま手を握ることができなくなってしまいました。そこで初めて、左手のリハビリを理由に、デイサービスに通うことを本人が納得し実現することができました。
しかし、10年間自宅という空間だけで暮らしていた為に体の老化は激しく、今からそれを取り戻すことはできません。
更に私は、母がデイサービスを拒否していた間は身動きが取れず、介護離職をせざるを得ませんでした。

お母様っ!自業自得にもなっているし、周囲にも迷惑をかけているしで、酷い話ではないですか~ @( ;∀;)@ ← いわゆる犠牲者
だからこそ、『デイサービスに通わせる』となったらスムーズに事が進むように、不肖私の経験をもちまして上記方法をお勧めいたします。

なな猿

私の母は、非常に大変にすご~く大型の嵐のように扱いにくい要介護者です。← そこまで言わんでも ……
それでも上記の方法で通わせることができました。← ヤッター!

なな猿

デイサービス用施設 (通所用介護施設) の選び方のポイントについては、以下の2つ記事 ↓ をお読みくださいませ。

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