『ちびまる子ちゃん』の主人公まる子の声を担当されたTARAKOさんが、2024年3月4日全身性エリテマトーデス(SLE)のため死去されました。享年63歳。ここに追悼記事を書かせていただき、謹んでご冥福をお祈りいたします。
どんだけ秀樹が好きなんだ!ちびまる子ちゃん
『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマを秀樹が歌うことになったのは、作者のさくらももこさん(2018年8月15日没、享年53歳)が、秀樹の大ファンであったことに端を発っする。
もともと作中では、まる子のおねえちゃん(初代声担当の水谷裕子さんは2016年5月17日没、享年51歳)が秀樹の大大大ファンという設定で、TVにかじりついて秀樹に見惚れるシーンは、おおいに私たちの共感を呼んだ。← この時代の女子あるある~ @(//∀//)@
ついには西城秀樹の事務所に電話をかけ、エンディングテーマを依頼。
秀樹が快諾して、この『走れ正直者』の制作、歌唱へと繋がった!
それにしても『ちびまる子ちゃん』に関わった皆さまには、早逝された方が多いわ。
偶然でしょうけれど、悲しい気持ちがいたします。
『走れ正直者』
『走れ正直者』は、西城秀樹の66枚目のシングルである。
1991年4月21日にBMGビクターからリリースされた。
秀樹、36歳。
作詞:さくらももこ ← ジャーン!ちびまる子登場!
作曲:織田哲郎
本楽曲は前述したようにアニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマである。
昨今は「日本のアニメ」が世界中から評価されており、国内でも驚異的な人気を獲得している。
だから、アニメのテーマソングに起用されるということは、並々ならぬことなのだ。
しかもこの『ちびまる子ちゃん』の初代エンディングテーマは、あの190万枚の大ヒットとなったB.B.クイーンズの『おどるポンポコリン』。
その次のエンディングテーマとなると相当のプレッシャーがありそうだが、こと秀樹に至ってはないのでは~?
だって、言はばさくらももこというファンの為に歌うだけよ~
ファンサよ~
歌って貰えるだけで、こちとら(=さくらももこ & ちびまる子 & お姉ちゃん等)舞い上がっちゃうよね~♪← 正しい昭和女子のあり方 @(//∀//)@
秀樹歌唱 その1
いやぁ秀樹って、『抱きしめてジルバ』の30歳前後からが、神がかっているとしか言い表せない、超絶歌うま期に突入するのでは?← 元々うまいからね。アンド私見です。
声を張るところでは、つやっつやな声がカーンと通る。
ビブラートのボリュームと安定感。
歌の強弱・甘さ・セクシーなどの味付け。
極めつくしたテクニック。
これらが天性のリズム感の上に乗っかって、もはや歌う芸術!
しかもダンディーな身のこなしと抜群のダンスも加わるのだ。
この秀樹が、熱烈なファンであるさくらももこの期待に応え、秀樹らしさを全投入してアニメソングを歌ってくれるのだ。
まさしく秀樹歌唱そのまんまで『走れ正直者』をカッコよく歌う。← ここに痺れるんだよー!(絶叫)
★『走れ正直者』の全歌詞はこちら ↓ です~ @(*^_^*)@
秀樹歌唱 その2
【イントロ】からドラムが2拍目と4拍目を明確に打ち込む、裏打ちリズム。← この裏打ちのリズムを持つ音楽を『スカ』と呼ぶ。
めちゃくちゃ軽快だよ~♪
【1番 Aメロ】
交差点で100円拾ぉっ・たぁよー
今すぐコレ交番届け・よォおー
いつだぁってオレは正ー直さー
近・所で・も・ひょぉぉばんさぁーーーーー
@(/ω\)@ 素敵…… ← はよ、解説
2行目で早くも高等テクニック
「今すぐコレ交番届けよ」の「ォ」でファルセット、声を引っ繰り返して「おー」の力強いビブラートへと移る。
「いつだぁって」の甘いセクシーな発声は、『ちびまる子ちゃん』に必要なものなのー? @(//∀//)@ デレデレ
加えて、「近・所で・も・」の次、「ひょぉぉばんさぁー」で思いっきり潰し声を入れるのだー!
出だしでこれだよ?
翌日月曜日も頑張ろうっちゅう気持ちになるよね~ @( ;∀;)@ ありがたや~
走れ正直者とは誰のこと?
まあね、前作が『おどるポンポコリン』だからね〜、そんなにムキになって解釈しなくってもいいっちゃあいいんだけどね。← ポンポコリンって何なの~?踊るの~ @( ;∀;)@?
ここで言う「正直者」とは誰のことだろう?
まず上記1番の歌詞で「オレ」と言っているから、「正直者」は男だ。
2番、行ってみよう。
【2番 Aメロ】
朝早くにマラソンしていン・たぁらー ← セクシー歌唱
自転車乗ってるあの娘に抜かれ・たぁよー ← パンチ歌唱+ビブラート
いつだぁってオレは全ー力さー ← 甘い歌声~♪
はやさ・では・負・けないよォぉぉぉぉ ← 潰し声×3+ファルセット+ビブラート
100円拾って、この元気さ、「正直者」は、まる子のいる3年4組の男子の誰かかな?
花輪クンと丸尾君は外れる
1番最初に外れるのは、花輪クンと丸尾君だ。
なぜなら彼らは自分のことをそれぞれ「ボク」「わたし」と呼んでいるからだ。
「オレ」ではない。
大野君と杉山君も外れる
3年4組のイケメン枠、サッカーの得意な大野君と杉山君も違う。← 早々に~ @( ;∀;)@
なぜならこの歌詞に出て来る少年は、どこかとぼけていてユーモラス。
上記2人のイメージには合わないからだ。
氷沢君と藤木も外れ~
この2人は、一緒に帰っている途中で100円を見つけそうなんだけれど~
藤木は例によって、交番に届けようかどうかウジウジ迷いそうだ。
それを見た氷沢君はシニカルに
「ふんっ!」とか鼻で笑って懐に入れると思う。← 嘘だよ~良い子の小学生が “ねこばば” なんかするもんかぁぁ @(||∀||)@
めぼしいのは はまじとブー太郎 (山田は論外;)
やっぱりここはお笑い担当のはまじとブー太郎が有力なのだが、少し気になる歌詞があるのだ。
【1番サビ】
ぜーんぜん彼女も言ぃってないー
ヘーイヘイ日本じゅぅうー
知っているさーぁー ← 1番サビはリピートされて、歌い終わりの部分になります!
【2番サビ】
ゴーゴー明日をつぅかまえろー
オーケーきょうもまたー
汗が光るよー
【2番サビ 2回目】
ダァッシュダッシュ正直まぁっしぐらー
イェーイイェイこ・の・胸はー
ダイナマイトさーぁー
…… って、この「正直者」は、秀樹じゃん。
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無題
私だってそうするよ @(T-T)@
秀樹が歌ってくれるんだったら、歌詞の中にこっそり秀樹をしのばせる。
そうして秀樹は、前面に思いっきり秀樹を出して、全力でカッコよく歌ってくれるのだ。
コミカルなエッセイアニメにも関わらず、だ。
まるちゃんもお姉ちゃんも、世界中にあるアニメの中で、最も多く「ヒデキ!」を連呼したキャラだ。
『ちびまる子ちゃん』を作ってくださった皆さま全員にありがとう、と言いたい。
『走れ正直者』は、今でも毎年、秀樹の命日(5月16日)に近い放送日にエンディングテーマとして流されています。
まる子の声を担当されたTARAKOさんのご冥福を謹んでお祈りいたします。
それでは行きましょうか!
『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマで『走れ正直者』です。どうぞっ!
↓ 本当にかっこよく歌う秀樹に惚れ惚れ~♡
★ 秀樹が歌う戦闘ものアニメ『ターンAターン』についてはこちら ↓ です @(*^_^*)@
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