【介護と費用】高齢者の入院費を安く抑えるためにできること・使える公的補助

高齢者が病院や老人ホームに入ると、いくら位かかるのでしょうか?在宅介護で抑えられていた出費も、「0」の数が1つ増えてしまう位に跳ね上がりがちです。今回は、どうやって費用を抑えるか?のお話を具体的にしていきましょう。

なな猿

介護の苦労には、お金の苦労もかなり大きな割合を占めます

ゴリラ先生

なな猿くんは小心者なので、尚更です

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目次

部屋代の節約

お部屋代として頭にうかぶのが、「差額ベッド代」です。

この「差額ベッド代」ですが、もちろん多床室にはなりますが、病院には「差額ベッド代が0円の病床」が用意されています @( ;∀;)@ ← 入院と言うと、差額ベッド代の発生に怯えていた猿 ← 保険のおばちゃんにやられた~

差額ベッド代0円の病床にします(多床室

差額ベッド代0円の病床に入るためには、入院する前に、

患者の状態や経済状況などを、病院のソーシャルワーカーに話し、相談します

更に、以下のようなことも踏まえておきましょう。

差額ベッド代0円の病床に空きが出るまで、待つ必要があります

しかし、これは大きな節約です。
差額ベッド代が生じた場合、ベッド代だけでひと月の費用が、〇,〇〇〇円×30日となりますからね~ ← ホテルかい @( ;∀;)@?

母の場合

【個室に入っていた時期】
当初母は、認知症から引き起こされる衝動のため、大声を出してしまっていました。
この状態では他の患者の安静を妨げてしまいます。そこで、個室に入ることになりました。
この時期は差額ベッド代だけで、ひと月に60万円程かかっていました @(◦∀◦)@ ← 恐怖にひきつる猿

【差額ベッド代0円へ】
治療の効果が徐々に現れ、大声が収まって来たところ、差額ベッド代0円の多床室へ移ることができました。
本当に助かりました @(;_;)@ ズビズバ~ ← 鼻水音

医療費の減額

「医療限度額適用」の申請を行います

医療限度額とは …… ① 医療費として自分が負担する費用には「限度額」が設定されています。
(これは、一定の基準に基づいて計算されたものです。)

自分で負担した額が「限度額」を超えた場合、超えた額が「高額療養費」として支給されます(返金されます)

更に、以下の認定証をもらうと、返金の形ではなく、会計の時点で限度額までの支払いで済ますことができます。

「医療限度額適用認定証」を取得すれば、会計の時点で、限度額以内の支払いとなります

「医療限度額」は、特に(後期)高齢者に配慮された仕組みになっています

母の場合

母の毎月の「医療限度額」は15,000円です。
どうもありがとうございます @(;_;)@ ← 感謝です💦

食事代の減額

「標準負担額減額認定」の申請を行います

標準負担額とは …… 入院したときの食事代として、1食につき460円を負担することをいいます

この1食当たりの食事代を、以下の方法で減額することができます。

「標準負担額減額認定証」を取得しましょう

これらは、地域の市役所などに申請しないと受けられない公的補助です

必ず申請しましょう!

母の場合

申請により、母の場合は、1食につき100円に減額されました。
100円×3食×30日=月9,000円です。
良かった…… @(;_;)@ ← 小心者まる出しになっちゃうんだよー!

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その他、実費でかかるもの

以下、実費でかかるものです。

① 入院セット代
……レンタルパジャマ
……レンタルタオル
……口腔ケア用品
……洗濯代 など

② オムツ代 など

母の場合

多床室に移ることができてからは、実質0円の差額ベッド代から始まり、実費でかかるものまで全て合計して、ひと月にかかる入院費は10~15万円程となっています。
(振れ幅は多めに設けました)

ブツブツブツ… @(||_||)@ ← お金のことを考えただけで委縮する癖が付いちゃったよ~

なな猿

我ながら恐怖体験を繰り返しておりますね~
ですから尚更、皆さまのご苦労が緩和されるように参考になさって下さいね!

ゴリラ先生

次回もお金の話が続きますよ!

なな猿

ぎょぎょぎょ~!

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