秀樹歌唱での歌詞以外の部分で挟み込まれる「ウッ」とか「ハッ」とか「ア~ン」ですけれど、実はこれをやっているのは秀樹だけなのですよね♡ 私たちを悶絶させている秀樹の挟み込み歌唱に迫ります。
間奏の悩ましさ
ちょっとまた余談からはじまるのですけれど ← 叱って @(〃ω〃)@
前回の記事『朝日のあたる家』の間奏で ’78年秀樹が、
「ウッ!」って、ノリノリで合いの手を入れたのをお聴きになりました?
歌唱もすごいけれど、あの合いの手のセクシーぶりでノックダウン~ @(+∀+)@ ←お気を確かに!
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★ 間奏でのセクシーダンスをご覧になりたい方はこちら ↓ です~ @(♡_♡)@ ← 何回お勧めすれば気が済むのだ;
『コパカバーナ』
『コパカバーナ Copacabana (At The Copa)』は、1978年にバリー・マニロウが発表し、『ビルボード』誌で8位を記録する大ヒットとなった。
もちろん、ディスコ・ミュージックだ。
題名の『コパカバーナ』とはニューヨークにあるナイトクラブを表す。
このナイトクラブで働いていたローラとトニーは恋仲だが、ある日乱暴者のリコがローラに横恋慕してトニーを撃ってしまう。
それから30年後、ローラは若さも恋人も失い、ディスコに模様替えされた店で酔いつぶれる日々を送る。
「At the Copa, don’t fall in love」という哀しくもシャレた歌詞で歌い終える
上記歌詞中では、トニーが銃殺される箇所にローラの悲鳴まで挿入され、歌は「She lost her love」と(陽気なメロディで)続いて行く。
明るいラテンの曲調に悲惨な内容、それをセクシャルを感じさせないバリー・マニロウがカラッと歌う。
…… という、不思議なハーモニーが文句なくいいのだ。
踊るのにぴったし!← と言いながら、私は完全に乗り遅れていたけれどね~@( ;∀;)@
秀樹はシンプルに、「ローラに恋する青年の歌」としている。
因みにこの『コパカバーナ』は、バリー・マニロウがリリースして僅か1ヶ月後にBIG GAMEという大舞台でカヴァーを披露している。← 驚きのカヴァー最速記録!
ウッ♪は秀樹だけ
さあ、いよいよ上半身の白い衣装は脱ぎ捨てられ、網状の衣装になりますよ~ (パチパチパチパチ)
大阪球場では、最初っから白い紐状の衣装ですから~ (ヤンヤヤンヤ)
(イントロ前に)「コパカバーナァ!」…と、秀樹の曲紹介が入り、「ウッ!」← いきなり来たー!
【1番 Aメロ】
いかすぅぜロォラァ・君はショーガール・
踊り明かそうぅぅぅぅぅハバナの夜を・
リズムに乗り・踊れチャチャ・
今夜はこの俺がぁ・相手にするぜ・
【1番 Bメロ】
熱い夜の・燃える炎・ウーッ!
君を抱きしめ・離さない・
【Bメロ】「(熱い夜の・燃える炎)・ウーッ!君を抱きしめ」の「ウーッ!」で、歌い踊りながら秀樹は、右ひざを高く上げ大きくのけぞるのだ!
あまりにも自然な「ウーッ!」の挟み込みと乗り。
だからこの「ウーッ!」は、元歌 (バリー・マニロウ) の時点で、既に入っていると思うでしょう?
♪ウーッ!マンボ!(チャッチャチャチャッチャ・チャッチャチャチャッチャ)♪みたいに ← これは例えです~ @(//_//)@
それが元歌にも、どなたのカヴァーにも入っていないんだよ~。
秀樹オリジナルなんだよ~。
ウッ♪連発
さあ、間奏だー!
案の定秀樹は、ステージからTの縦棒のように迫り出した花道を、両手を広げ観客の方へ突進する ← キャー@(≧∇≦)@!
…… とステージに戻り、マイクを拾い上げた第一声が、
「ウッ!」「ホーゥ!(←高音)」
男っぽいのと色っぽいのが続けて来たー!@(*ノωノ)@ ← うれし泣き
秀樹の”乗り”と”ロックの衝動”が炸裂する夜だ。
2番のウッ♪
【2番 Aメロ】
夢のよぅに・巡り逢い・
君と過ごすー・この夜に・
星は流れ・日が差すまで・
楽しくぅぅみんなでー・踊ろうよ・
【2番 Bメロ】
熱い夜の・燃える炎・ウーッ!
君を抱きしめー・はぁなさない
もう絶対ここ ↑「 ウーッ!」って入れた方がよくない? ← それ以外考えられない~
秀樹のこういう味付けのうまさは、ロッカーならではのもの、なのだ。
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バリー・マニロウと西城秀樹
音楽誌『Re:mind』の執筆陣の1人であるセトウチミドリ氏は、次のように語っている。
バリーマニロウの『歌の贈りもの(I Write the Songs)’75年』、『コパカバーナ(Copacabana)’78年』の両曲をカバーしているのが、日本が誇るエンターテイナーである西城秀樹だ。
2022.6.17『Re:mind』」より引用
西城秀樹とバリー・マニロウといえば、思い出されるのが85年のデュエット作「腕の中へ -In Search of Love-」である。
その時すでにバリー・マニロウは世界的なスター。だが、その一大スターと西城秀樹が『夜のヒットスタジオ』で共演した映像を見返すと、歌唱力も舞台映えも秀樹は決してバリー・マニロウに負けていない。収録直前の楽屋にて、ふたりで考えたという振付けも、却って秀樹の方が様になっているではないか。
これは、デビュー当初から積極的に洋楽カバーを歌いこなすことに注力してきた秀樹が、底力を見せた瞬間だったのだろう。
上記にあるように、容姿でも歌唱でも世界に出て見劣りしない。← 因みにバリー・マニロウは183㎝です @(//_//)@
それどころか、臆することなく歌い踊る秀樹オリジナル・カヴァーは世界をしのいでいた、ということが改めて確認できる記事である。
それでは、秀樹の「ウーッ!」に聞き入りながらまいりましょうか。
西城秀樹で『コパカバーナ』です。華麗なダンスにも大注目!
(※『コパカバーナ』は1:45~始まります。)
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