【依存症者に対するマスメディアの配慮とは?】水原一平氏に関する間違った報道

大谷翔平選手の元通訳、水原一平氏は姿をくらます直前に「自らがギャンブル依存症であること」を告白している。というからには、マスメディアもこの点を留意した上で報道して行かなければならないと考える。

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ギャンブル依存症の特徴

今回の水原氏の告白を受けた周囲の対応を見て、改めて驚いたことがある。
それは、「依存症という病気」について、マスコミを含め、周囲がいかに無知であるか、ということだ。

ギャンブルに限らず、「依存症」は病気である。
健常者ではない。

以下、依存症の特徴を揚げよう。

✅依存したものをやり続けるためには手段を選ばない
✅呆れるほど子どもっぽい、直ぐにばれるような嘘をつく健常者のつく嘘とは異なる
底つき (命を脅かされたり、人生を破壊されたりするようなどん底の体験をすること) を経験しない限り止めようとは思わない

以上、病気の特性をよく踏まえて、慎重な報道が望まれるところである。

以下、現在なされている報道を耳にして、気になった点を上げて行こう。

間違った報道のあり方

今のところ水原氏の居場所はつかめていない。
その状態でマスメディアは、あーだこーだと連日憶測合戦を繰り広げている。

そこで心配になるのは以下のことであり、同時に以下の点への配慮を促したくも思う。

鬱症状を無視した報道

自死の可能性

依存症者全員、その病を進行させながら精神も病んでいくのがこの病気の特徴だ。
より具体的にいうならば、依存症者は鬱症状を強めて行く傾向にある。

だからこそ、報道するにあたっては、以下の点に充分に留意していただきたい。

報道の際には、自死を防ぐ配慮を必要とする

はっきり言って私だったら、水原氏については怖くて触れられないね~ @(||_||)@ 尻込み〜
水原氏の身柄がきちんと確保されてから、さらっと報道するぐらいかなぁ

しかし現実には、水原氏による更なる借金の発覚、学歴の詐称など、ダメージを与える報道が続々となされている。
ダイアナ妃のベンツを押し潰したぐらいの報道の圧力が、今水原氏にかかっているとさえ思える ← 思いっきりの嫌味だよ~ん@(||_||;)@

イネイブリング報道

更にマスコミは、水原氏がギャンブル依存症に陥らざるを得なかった「訳あり事情」も勝手に報道している。

巨額の富を得る大谷選手の側にいたので、自然に気が大きくなった
✅   〃    、金目当ての人間から狙われやすい状態にあった
✅   〃    、大谷選手の生活レベルに合わせるのに苦労していた ← そんなに豪勢な生活を?翔平が?

上記報道にうがっている点があるとはいえ、これらは、

水原氏がギャンブルを行う上での口実作りにもなっている

医学的専門用語を使って言い換えるならば、

マスコミによる水原氏への イネイブリングとなっている

イネイブリングとは
(良かれと思って本人を助けようとする行いが) 結果的に相手の問題・症状を助長してしまう言動のことを言う

ギャンブルに至る口実を与えるような報道は、水原氏のギャンブル行動を後押しすることに繋がるのである。

これではギャンブル依存症を断ち切ることはできない

今後の水原氏の立ち直りを見通した時に、このままでは

マスコミは イネイブラーの役割を果たしてしまう危険がある

イネイブラーとは
(結果的に)相手の問題・症状を助長してしまう言動を取る人物のことをいう

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間違った報道をしないために

ストレス社会となり、加えてカジノ建設実現のための法案なども飛び出す時代である。← バカじゃないの~ @( ;∀;)@ ← 人にバカというバカ猿

依存症は今や山ほどいる時代だ。

今回のように依存症者が報道の対象になった時、マスコミはその影響力の大きさを鑑み、自死に追い込んだり、マスコミ自体がイネイブラーになったりするようなことがあってはならない

そのためには、

報道する以前に、専門家の目を通す必要性

をひしひしと感じる。

専門家の知識のフィルターを通した上での対応を是非お願いしたい。

多様化し、横断的な思考と態度を必要とする社会へ突入した今、『報道の自由』とともにマスコミには、広範で専門的な対応というものが求められている筈だ。


2人それぞれ違う道になったけれど、大谷翔平選手には超特大・スクリーンぶっ壊しホームランを!← 頼むよ~ @(>人<)@
水原一平元通訳には、その立ち直りを!
切に期待しています!

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