【西城秀樹】阿久悠3部作の第2弾は 伝説の「ジャガー」

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阿久悠三部作

ジャガー全身画像

阿久悠は『西城秀樹を少年から大人の男性にしよう』という企画に乗り、
「まずは3曲作りましょう。」という約束をしたそうだ。
そこでこの企画を『阿久悠三部作』『青年三部作』と呼んでいる。

その1曲目が、
前回ご紹介した、ポップスであり秀樹の歌い上げもうまく配置されていた「君よ抱かれて熱くなれ」であった。
@(//_//)@ ⤵︎ こちらにてご紹介しております〜。

…… ということで第2弾が「ジャガー」。
ピューマでもヒョウでもなくチーター (← 水前寺清子とかぶるし~) でもなく、
模様もカッコよくガタイの良いジャガーとしたところがいいね!

「優しさを前面に出すことに辟易としていた。」と後に阿久悠氏は語っている。

「ジャガー」

ファン達に囲まれるジャガー♡

「ジャガー」は、1976年6月5日にリリースされた西城秀樹の17枚目のシングルである。秀樹21歳。
作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:三木たかし

阿久悠は作詞家の矜持として、
放映時間の都合により曲が途中でカットされることを、極度に嫌っていた。
作詞家は全部の歌詞に意味を込めるからだ。

歌によっては、
カットされた部分が重要な意味を含んでいたが為に
歌全体が成立しなくなってしまう場合まである。

阿久悠は、その不満を公言し、
1番2番の別のない歌「ジャガー」を作り、
それを秀樹に歌ってもらうことによって、公言の意味を世に知らしめたのである!← @(T-T)@ 秀樹の歌唱力に託されたものは大であった筈。← 阿久悠さま、分かっていらっしゃるわ〜

魅せる男

髪飾りを付けた赤ジャガー

阿久悠第2弾「ジャガー」のコンセプトは『ヴィジュアル的情熱』← つまりジャガー(=秀樹)そのもの

ジャガーと化しているのか、はたまた暗喩なのか、
際どいところを表現しながら、
戦い傷付きグワッと吠えつつ彼女を守り抜くストーリーをノンストップで行く秀樹!

ジャガーの衣装をデザインしたのはアン・ルイスだ。
髪に羽飾り。
キラッキラの体にピタッと貼り付くデザイン。
背中丸見えどころか、お尻上部までくり抜かれた衣装。

それを身に付け気絶するほど美しい秀樹 …… 男っぽく美しいってあるのね。ビジュアル系バンドって何だったの?← 失礼ながらビジュアル系と名乗る程では?秀樹見ちゃうと?@(?∀?)@ ← 黙らっしゃい!

しかも黒ジャガーver.と赤ジャガーver.とがあるのよ ← ありがとうっ!何から何まで @(T-T)@

また秀樹はファンを魅せることが大好きだから
ファン達も魅たがりだから
世界で1番魅せることができちゃう男だから~~~♡

歌唱

ジャガーのすべすべの背中♡

全編ストリングスなど吹っ飛ばすようなブラスロック調の演奏。
更に前奏は密林に入り込んで行くような不穏なブラス

【Aメロ ← 今回1番2番無しですから~】
あーいにいーのち・賭けたー やつはー ・だーー-
きーずにまーみれ・抱いたー やつはー 
・だー--

最初っからグワッと歌って、秀樹の吹っ切れ (憑依) 振りが好き・だー!
と思っている内に、切なく悩ましいBメロ登場。

【Bメロ】
愛の・辞書にー ある文ー字は
白くきらめく・稲妻・みたいな

じょおーねーつーだーけー ← 情熱で上げて行く辺りが最高だよ~

【Cメロ】← (阿久悠の)じょおーねーつーだーけー
とまる・なー 負けてもどるーなー
嘆く・なー ひとの仕打ちーにー
信じ・ろー 君のためなーらー

お・・が・た・た・か・う たたか・うーー-
シャウト

ロックになると、ポイントで声をグシャッと潰し、
アクセントとなるラ行を思いっきり巻き舌で歌うのがカッコいいんだよ~

更に「シャウト
当時の歌謡界でシャウトをきちんとできたのは秀樹だけだったと思う。← まだシャウトが普及していなく、どう歌って良いのか分からない時代だったから。← 郷ひろみの応援で踊っていても「ヘイ!」って思わず入れちゃう秀樹は別格!

【セリフ】← 秀樹、ワイルドに目を光らせながらセリフに突入!
君が死んだら俺も死ぬ
でも俺が死んでも君は死ぬな
君一人でも愛は生きる
俺一人では愛は死ぬ
しゃべるな何もいうな目を見ろ
何が見えた
炎が見えたか
君を愛する 炎が見えたか
さあ来いとんで来い 抱いてやる 抱いてやるー

これまで最長のセリフも情熱的にクリア。
君が居なくなった俺は死んだも同然だ!
俺の情熱の炎に跳び込んで来い!
抱いてやるー!← ワイルドな21歳 @(//_//)@ 素敵~素敵~素敵~ ピョーン!← 跳んだー!

【Dメロ】
君を・愛したー
君を・愛したー
← ここで『カモン!』の振り付けをやってくれたら迷わず秀樹へダイブだ!
い・のち・あずけたー ああー

【Bメロ】
愛の・ためにー 生きるにーは
狩をおそれぬ・けだもの・みたいな
ゆーうーきーがーいーるー
← 勇気で上げていって~

【Cメロ】
・よー 明日に向かぁってー
泣くな・よー 傷がついーてーもー
信じ・ろー 君のためなーらー
お・
・が・た・た・か・う たたかー-うー--

ジャガァー 

わあああ、全歌詞を書いてしまいましたぁ ← 著作権がぁぁ @(゚∀゚)@ ← 阿久悠のせい

潰し声・巻き舌・歌い上げ
ジャガァー 」のシャウト、となんてカッコいいの~!

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カッコいい秀樹

黒ジャガー

衣装を始めとして『秀樹史』に燦然と輝く「ジャガー」は、
このようにワイルドでカッコいい!

しかしそこでふと立ち止まっていただきたいのは、
それは秀樹が歌唱したからキマッタ!という事実だ。

他の方が歌ったとしたら、きわものになり兼ねないジャガー ← はっきり言っちゃいます

それが、秀樹の多彩な歌唱力
秀樹の憑依力
カッコいい容姿
秀樹のロック魂
があったからこそ、阿久悠のイメージ通りのジャガーを、いやそれ以上のジャガーを出現させられたのだ。

女性コーラスも「ジャガー」と歌い、
ファン達も「ジャガー」と曲間に声を掛ける
1頭の美しきジャガーに釘付けとなる稀有な1曲なのである。

@(*’ω’*)@ それでは行きましょう。きょうは2ver. ご披露です。

ファンの声援に応え、最高の美しさとシャウトをくり出す黒ジャガー ↓ です。どうぞ~!

@(//_//)@ こちらも ↓ ファンの声援に応え、かな~りノリノリのジャガーですわ

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