家事を行うことで得られる効果
例え認知症になったとしても、健常な時に覚え長年やって来た家事のやり方は覚えています。← 失礼ながらほとんどの男性は除く、ですが …… @(||_||)@
そうして高齢者にとって、家事は思っている以上に脳を使い体を使うものです。
という訳で、分担された家事をやることにより以下のような効果が上がります。
- 認知症の進行を遅らせることができます
- 筋力・体力を付け、保つことができます
- 家族に対して役割を果たしていることが自信に繋がります
認知症者に家事をやって貰う方法
認知症者にも家事を分担し、やって貰います
しかし家事といっても多岐に渡っていますね。
認知症者が好む家事を分担します
その際には、同時に以下の点にも留意しましょう。
- 分担する家事は1つで構いません
- 毎日できるものにしましょう
- できるだけ長く続けられるものにしましょう
認知症者が家族の洗濯を受け持った例
わ~、我が家のエピソードを話すのにはかなりの勇気が要ります~
…… という訳で、非常に効果的だった我が家の例をご紹介しましょう!
【洗濯好きな母】
実母は洗濯が好きで、洗う・干す・畳むという一連の作業を楽しんでいました。そこで認知症を発症した後も17年間、私達家族を含め6人分 (父が存命中は7人分) の洗濯をこなしました。← お母さま、立派です!
もちろん体力的にも無理があるので、私が手伝うというか、実質的に洗濯の主体は私でしたけれどー。← 当たり前です~!自分のパ〇〇まで洗わせるな、です~ @(//_//)@ ← 赤裸々
【効果】
高齢者の背中はのっぺりとしてしまうものですが、母の背中には肩甲骨のでっぱり (羽と言うそうです)が残っていました。
また、母は来客があるといつも、家族の洗濯を受け持っていることを誇らしげに話していました。私もさり気なく洗濯の話題を出すようにしていました。皆様一様に驚かれ、母の健在振りを称えます。すると母はいつも、
「洗濯機がやってくれますもの。」と答えていました。← 最高に (奥ゆかしく) 喜んでいる言葉です。
認知症者が遠方である場合、同居・近隣に住んでいても時間が取れない場合
この場合は、
ホームヘルパーにお願いしましょう
できるだけ自立を促しながら、家事を手伝って貰えます。
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ホームヘルパーを入れた具体例
以下に、私が仕事を続行していた頃の「ホームヘルパーのスケジュール表」を貼っておきますので、参考までにごらんください。
「会話」「服薬」「家事」それぞれに、ホームヘルパーによる補助が入っていますよ。
8:15~8:45 | A 軽食を作る際の補助 ( 火の元の確認 ) B 会話 C 服薬の補助 |
12:00~12:30 | A 軽食を作る際の補助 ( 火の元の確認 ) B 会話 |
いや~☆ 朝のホームヘルパーさんの出動時間設定、朝ドラの時間を避ける辺り、母もやりますな~!
★「家事の分担」を含め、【 認知症の進行を遅らせる3つの方法】の記事は ↓ こちらになります。
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