ロックンロールとロックとロカビリーの違いを解釈【ガールシリーズ第2弾は西城秀樹『セクシーガール』】

1960年代に密集してくる音楽用語「ロックンロール」「ロック」「ロカビリー」の違いを明らかにしながら、今回は秀樹の『セクシーガール』を語ろう!

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目次

ロックンロロロ

1981.6.21 秀樹、沖縄で新曲『セクシーガール』の発表会

え~、私は「お喋りななな」です @(∂ε∂)@ ケロケロケロ~ ← 変な人;

「ロックンロロロ」と題したのは、1960年代に流行った3つの音楽用語がいずれも「ロ」から始まるからだ。← それだけ
先ずはその違いを明らかにしよう。

1番目に出現した「ロックンロール」は、黒人の音楽を白人が真似して歌うことができて、始まった。
その位に黒人のリズム感や歌唱力は飛び抜けていて、白人が迫れるレベルのものではなかったのだ。
ロックンロールは、音楽に乗ってご機嫌にダンスするためにある!

2番目にロックンロールから分離した「ロック」が出現する。
ロックの特徴は、ダンスよりも主張 (反抗) に重きが置かれていることだ。
エルヴィスはロックンロールで、ジェームス・ディーンはロックだ。← この2人に名を連ねる資格を持つ者は、アラン・ドロンか西城秀樹だ~ ← なんか今回熱いね @( ;∀;)@

3番目の「ロカビリー」は、音楽ジャンルというよりも、「カントリー & ウェスタン (素朴な、民俗的な、アメリカの西部っぽい) という性質を表す意味合いが強い。…… と私は捉えているね。

補足になるが、
白人が黒人音楽を真似ることが困難だったように、農耕民族であるアジア人が狩猟民族である白人の音楽を真似ることも困難だった。
体格やスピリットが違うからだ。

それをアジア人で初めて乗り越えたのが西城秀樹だった、と私は思っている。← ヤだわ。きょうの私なんなの~。アッチッチ!

セクシーガール

秀樹と横浜銀蝿

「セクシーガール」は、1981年6月21日にリリースされた西城秀樹の38枚目のシングルである。
秀樹、26歳。

作詞・作曲 横浜銀蝿 ← ぶーん!
編曲 若草恵

銀蝿は (←省略すなー!)、同年1月に
♪きょーも元気にドカンを決めたらヨーラン背負ってリーゼント♪← 学校来んなよ~ @( ;∀;)@
という衝撃的な大ヒットを飛ばしたツッパリロックンロールグループである。

秀樹の楽曲を作ってくれてどうもありがとうございました。← 太賀誠にプレゼントしてくれたとも言える ← 自論
秀樹も (かっこいい) やんちゃだからね。
人懐っこいしね。

★『セクシーガール』の全歌詞はこちら ↓ にあります!

転換期

台頭してきた近藤真ピコと秀樹 2人ともヘアバンド

「セクシーガール」をリリースする前年、男性アイドル戦線は遂に転換期を迎える。

いわゆるたのきんトリオ (田原俊彦/’80年6月デビュー『哀愁デイト』・野村義男・近藤真彦/’80年12月デビュー『スニーカーぶる~す』)が、デビューと同時に最前線に跳び出して来たのだ。← ふーん @(-_-)@zzz

それで、↑ こっからも流行が作られるようになったので、『セクシーガール』での秀樹は当時流行っていた「ヘアバンド」をしていることもある。← 似合っていたかどうかは賛否両論あり~

男性コーラス

沖縄での新曲発表会

いや~、本曲は、秀樹初めての男性コーラスが単独で入るんだよね。
これは声質からいって、横須賀銀蝿が入れているの?← おい~

ホァンホァンホァンホァンホァンホァンホァン ← シンセだよね?楽園ちっく~
……からの、軽快なギターの8ビート
しょっぱなから高音の男性コーラスが(ワー ウー)と入る

【1番 Aメロ】
今ー夜はー(おまーえのー熱いビートがぁ(踊りにー)
似合ーうよー(二人の) 恋の夜ーさー(恋の夜ーさー)
いつーものー(おまーえのー) 赤いドレスでぇ(踊れよー)
朝ーまでー いーかーしたロックンロール

分かりますか?@(∂ε∂)@

男性コーラス部分はただのコーラスではなくて、秀樹の歌詞と男性コーラスとが繋がって、1つの文となっている

今夜は、おまえの熱いビートが踊りに似合うよ。
二人の恋の夜さ。
いつもの紅いドレスで踊れよ、朝までロックンロール

ギャー!
何ともアメリカンな洒落た夜。
彼女は赤いドレスで熱くなっているのさ!← 横浜銀蝿好み~

ドゥーワップ

サスペンダー片っぽだけの歌唱シーン

さあ、サビで更なる’60年代っぽさ来るよ~

【サビ】
ベイビ お・前の(ドゥードゥ)しゃれた(ドゥードゥ)ルゥジュに(ドゥードゥ)き・らめく(ワーアー)甘いと・きめき・受け・て 俺はノンノンノーノーノ―

ドゥーワップ来たー!
これもまた、黒人音楽から出た歌唱法だ。
これぞフィフティーズ。
ご機嫌だぜー!← 感化 @(//_//)@

彼女の「甘いときめき」受けて俺は「ノンノンノーノーノ―」は、 銀蝿語で「ワーォ!」ぐらいの意味か。← いよいよ思考が銀蝿化~

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秀樹

沖縄ではジェットスキーも楽しみました~

…… と、横浜銀蝿もヤンキー感を抑え、古き良き時代のロックンロールを秀樹に用意している。
その一方で、エモーショナルに彼女に迫るいつもの秀樹とは、ひと味違う男女を描いているとも言える。

ともあれ、溌剌としたアメリカンな女の子を、余裕を持って受け止める秀樹の陽気な歌唱にしびれる1曲である。

前述したたのきんトリオがいよいよアイドルとして台頭しつつある中で、ガキンチョとは一線を画す大人の楽曲を模索し始めた時期でもある。← ちょ、表現、気を付けてちょんまげ~ @( ;∀;)@

それでは行ってみましょう!
西城秀樹で『セクシーガール』です。どうぞっ!

間奏での秀樹のダンスが~♪いーかーしたロックンロール♪

ガールシリーズの1曲目『リトルガール』についてはこちら ↓ です♪

★ この『セクシーガール』のジャケット写真の衣装で歌っているのがこれ ↓ なんと~@(@_@)@!

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