要介護者の寝室作りの留意点
寒い冬は健常者にとっても厳しい季節です。
ましてや体に不調を抱える要介護者ですから、冬を迎えて乗り切る為には然るべき準備が必要になります。
要介護者の冬支度に際しては、次の2点に留意しましょう。
- 暖かさを確保する
- 寝具類は軽いものを選ぶ
日当たりの良い部屋を寝室にします
陽光がよく入る部屋ですと、暖かさも得られますし、気分も良いものです。
要介護者には
日当たりの良い部屋を用意します
母の寝室は増築した南東にあり、どの部屋よりも早く日が当たり、1年中1日中日陰になることがありません!← 私の言いたいことは行間から読み取ってくださいよ~ @( ;∀;)@ ← 自分の部屋など無い人
冬でもぽかぽかと暖かいので、母の寝室で蘭の温室栽培でもしようかな、と思っています。← 余談
介護用ベッドを用意します
高齢になりますと、筋力が衰え膝の故障なども抱え易くなります。
そうすると自然に、蒲団ではなくベッドで寝起きする生活へと移行して行きます。
その際に使用するベッドは、
介護用ベッドが望ましいです
一般的なベッドに比べ、介護用ベッドには以下のような利点があるからです。
足側は膝から上がるようになっているので、頭側にずり落ちることを防ぎ、ラクな姿勢を取ることができます。
暖かく軽い寝具を用意します
繰り返しになりますが、
寝具は暖かく軽いものにしてください
何故なら要介護者は筋肉が減少しているので、次のような点に留意しなければいけないからです。
カシミヤ毛布
軽くて暖かい寝具って、そんな矛盾した機能を両立させるものなどあるのでしょうか?…… というところで登場する究極の寝具が、カシミヤ毛布です。← 私が使いたいわー! ← 思わず絶叫 @(//_//)@ うらやま~
↑ この薄さ、この軽さ、で …… もの凄~~~く暖かいです。
値が張ります!← アラートを出しておきましたわ @(||_||)@
これ1枚では少し不安なので、温度調節用に
タオルケットも足元に置いておきましょう
ダウンコートに例えるなら、
『ダウンに相当するカシミヤ毛布』の上に『表地に当たるタオルケットを掛ける』と、思いの外暖かさが増すものです。← これを『ダウンの法則』と言います @(//_//)@ ← 口から出まかせ
電気敷き毛布
重さを増やさない為には下から暖めるしかないので、電気敷き毛布を使います。
電気敷き毛布を使う時には、以下の点にご注意ください。
温度設定、母はどうしても max にしてしまうので、ひやひやしながら使っています。
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枕の工夫
枕は季節を問わず、以下のことに留意しましょう。
低めの枕を用意します
そうして
バスタオルを折り畳んだもので高さを調整します
この方法なら高さの調整が手軽にできますし、清潔も保ち易いという利点があります。
寝室は夜間に限らず日中もよく使いますから、居心地よく整えておくと喜ばれますよ~ ← 一日一善 ← 意外に実行が難しいことわざ~
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