『虎に翼』、第1週から鼻息荒く見ています。日本女性が家事を、育児を、家庭全部の切り盛りをやんなきゃいけないその理由が、遂に解き明かされる時がきたからです!
伊藤沙莉
私は伊藤沙莉が好きだ!
それは伊藤沙莉が西城秀樹と同じハスキーボイスの持ち主だからだ!← あながちデタラメでもない
加えて、伊藤沙莉の綺麗に整えられた眉が好きなのだ。
その綺麗な眉はじっとしていはしない。
眉頭のすぐ下あたりが上弦の月のようにくぼみ、綺麗な細い困り眉になる。
そんな時の伊藤沙莉は、本当に困ってなどはいないのだ。
そう、『虎に翼』でのように、
「はて?」と疑問に思い、考え込んでいるのだ。
そういう伊藤の可愛い反骨精神が好きなのだ。
女性初の弁護士
その伊藤が、『虎に翼』において、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵 嘉子 (みぶちよしこ)さんをモデルとした役を演じるというではないか。
役名は、猪爪 寅子 (いのつめともこ)である。
正義の困り眉の本領発揮といった役どころだ。
衝撃の「女は無能力者」
この朝ドラ『虎に翼』が扱うテーマは、第2話にして早くも出現した。← そう来なくっちゃ!
主人公寅子 (伊藤沙莉)が、弁護士を目指す下宿人の佐田 優三 (さだゆうぞう:仲野 太賀)のお弁当を届けに、明律大学の教室に赴く。
すると、明治民法を学ぶ教室内から、
「婚姻状態にある女性は無能力者である。」という遣り取りが聞こえてくるのである。
@(-“-)@ ← 困り眉
法治国家
いやいやいや、私はね、共働きの真っ最中に、女性であると言う理由で家事を受け持ちながら、
『女が家事をやるなんて、どこにそんな法律があるんか~い!』と、心中悪態をついていたわけですよ。
でも、法律で定めてあったんだね~これが!
「女は、社会的に無能力者であるから、家で家事育児をやることしかできない」と。← アッチョンプリケ @(◎_◎;)@
明治民法
1989年に成立した明治民法によると女性は、結婚すると同時に夫権のもとに入る。
そうして、日常の家事を除き、既婚の女性が ※社会的活動を行う際には、夫の許可が必要になるのだ。
※社会的活動とは、
家庭においては財産の利用、負債、訴訟行為、贈与、相続などを行うこと。
社会においては雇用契約を結んで働くことなどをいう
つまり、私たち女性が夫に無断でできることといったら家事だけだ!と、法律で決まっていたのだ~……と、朝ドラ『寅に翼』でやっていたよ~ @( ;∀;)@ なんと~!
付け加えるならば、この明治民法の考え方のおお元には、1889年2月11日に発布された大日本帝国憲法があるからね。← 怖いわ~人も猿も一緒くたになってそう @( ;∀;)@
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現行民法
『虎に翼』から時代は流れて、時は2024(令和6)年。
果たして女性は多くの権利を手にした。
寅ちゃんたちの地獄の努力のお陰だ!
いや何よりも、私たち女性の敵は男性ではない。法律だ。← と、それを制定する男性だ。← やっぱりそこへ来る@( ;∀;)@?
それに気付かせてくれた『虎に翼』を私は有り難く思う。
法律を勉強することによって、法律の世界に入り、法律を変え、権利を勝ち取る。
その過程を心から楽しみにしている。
困り眉よ!
おおいに疑問に思え!
そうして頑張れ!
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