山下達郎を披露したかと思ったら、またもやハードロック炸裂で、ユーライア・ヒープ『July Morning』をカヴァーだ。ロックバラードを空中で歌う(←えっ⁉) 秀樹が神々しい一曲。
ジュライ・モーニング (7月の朝)
『July Morning (7月の朝)は、HRバンドユーライア・ヒープ (キーボード 兼 ギター:ケン・ヘンズレー、ドラム:イアン・クラーク、ボーカル:デヴィッド・バイロン) が1971年に発表したアルバム『対自核』の中に収録されている。
『対自核』って、中国語っぽく訳した方はどなたなの?
原題は『Look at Yourself』← こっちの方が分かり易いじゃん~ @( ;∀;)@ …てか、翻訳間違ってね?← 失礼な猿;
『自省』くらいかな?
ともかく、上記アルバム中の『ジュライ・モーニング』は、7月の朝の爽やかさをくつがえすような別れの風景と感情とを描写した歌詞なのである @(◎_◎;)@ ← 当時ジューンブライドっぽく思っていた人
ここで使われているのがハモンドオルガンだ。
ハモンドオルガンが暗く憂鬱な音を出すっていうもたまにはいいモンだなぁ…… ←『恋の暴走』では、ノリの良いファンキーな音を出していました
※ ハモンドオルガンとは
もともと、パイプオルガンによる演奏を小型化して利便性をよくしたい、という発想から作られたもの。
オルガン内部の仕組みにより電気を生じさせ、オルガンの音を作っている。
非常によい音色を出すことができる。
★『恋の暴走』でのハモンドオルガンの響きはこちら ↓ でお聴きくださいませ。
敬虔な秀樹
いやいやいや、今度はステージ中央にゴンドラが備え付けてあって、そこに乗り込んだ秀樹が垂直に上昇していくのだ。
そこに重なるハモンドオルガンの荘厳さといったら~
ゴンドラが頂上に上がり切り、秀樹にバッと強いスポットライトが当たるやいなや、
「きゃー!」とも「わー!」ともつかない歓声が上がる。
この秀樹がもの凄く神々しく見えて~
やっぱり秀樹は体つきがギリシャ神話の塑像のようだからね。← 神話の登場人物っぽいんだよ~ @(♡_♡)@ “なんとかテウス” とかそういうやつ
それどころか、ゴンドラを支える太い柱が十字架のようにも思われ、秀樹はキリストっぽくもある。
自分の全てを捧げて歌う秀樹のスピリットが私に、「ヒデキ・キリスト」を見せてしまうのだ。← ダジャレでもあります @(//ε//)@ ← ひっこめー!
魂の歌声 1
【1番 Aメロ】
(ン)悲しみの・ジュライモーニン
涙ぁで・ひび割ぁれた・夜明けがーとぉりを鳴かせるーぅ
さよならが・あなたのー・唇を滑るーぅ
偽りの日ぃびが・うつくぅしぃいーーー
脳梗塞で倒れた後に秀樹は、「自分の心に響かせる」ことを意識していると語った。
その意識が歌唱にどのように現れてくるかというと……
“ここで気持ちを伝えたい” という歌詞では、それに合わせて声を変えて来るのだよ~ ← ギリシャノ神!@(♡_♡)@
例えば、「(さよならが)・あなたのー」の「あ」は、そう、あなたに(@(♡ε♡)@ わし?←アホ) 向けて語り掛ける、ささやきに近いハスキーボイスに変えてきたね
「偽りの日々が美しい」というなんともやるせない歌詞は
「うつくぅしぃいーーー」と、艶やかな太い声に変えてロングトーン。
この発声変化によって、上記、矛盾に満ちた悲しい歌詞が心にずっしり響いて来ちゃうんだよー!← どうしてくれるんだー @(T_T)@!
魂の歌声 2
更に秀樹が凄いのは、歌詞ではないところに入れるスキャットやシャウトに感情 (魂) を込められるところだ。
いやはや、これはロックのボーカリストの必須条件っちゃあそうだけれども~
それにこの『ジュライ・モーニング』は、上記スキャットやシャウトに心を込めよ!とばかりに作られた歌だからね~
【サビ】
燃えてーいる・愛は―今も・燃えているのにーーー
ラララ―ララ・ラララ―ララ
ラララーーアー(ア――― ←女性コーラス)
《ギター間奏》
アーーーーーーーゥ ← シャウト来たーー@(T-T)@ 神の叫び
《ギター間奏》← 間奏中の秀樹のセクシーダンスは今に始まったことではないね~♡
燃えてーいる・愛は―今も・燃えているのにーーー
ラララ―ララ・ラララ―ララ
ラララーーアー(ア―――)
ラララーーアー
ラララーーアー
ラララーーーーー
ラーアアー・ラーアアー・ラーアアー
ラ―――――――― ← 思いっきりのロングトーンとビブラート
《不穏なメロディの後奏》← @(*‘ω‘ *)@ 不穏来た!←実は好きw
普通これだけスキャットやらシャウトやらをぶち込んだら、だれるでしょ~
それがどんどん盛り上がって、その歌声が魂に響きまくるのが秀樹!
故もんたよしのりをして、
「秀樹には(普通の歌手に比べ)サビがもう1個欲しい!」と言わしめた、絶唱能力なのである。
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私たちのために
ここで青ざめてしまうのが、アウトロ(=後奏)に乗せてスキャットを熱唱しながら、秀樹がバーンとステージから足を踏み外して落下してしまったことだ。← @(T_T)@ !
軽く足をくじいてしまったらしく、少し足を引きずるようにする秀樹。
それでも歌いながら、観客席の方へ歩み出す。
まるで私たちの罪を代わりに背負うようにー。← 私がさっきキリストみたいって言っちゃったからきゃも……@(T_T)@← こいつが悪いw
私たちを堪らない気持ちにさせる魂の熱唱。
もう、秀樹を越えるものは出ないでしょーーーアアー!
…… というところで行ってみましょうかぁ?
西城秀樹で『ジュライ・モーニング』です。どうぞっ!
↓ こちらがユーライア・ヒープの『ジュライ・モーニング』です。
デヴィッド・バイロンの高音シャウトと不穏なハモンドオルガンをお楽しみくださ~い♪
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