これくらいに私を愛して!西城秀樹『男が女を愛する時』【BIG GAME’80 HIDEKIより】

いよいよR&B (リズム・アンド・ブルース)の登場ですね。更にヒートアップする声量勝負の楽曲の登場で、こちらも胸が高鳴ります。洋楽カヴァー、秀樹本領発揮の愛の熱唱です。

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目次

『男が女を愛する時 (When a Man Loves a Woman)』

ベット・ミドラー歌唱『男が女を愛する時』in 映画 ローズ

『男が女を愛する時 (When a Man Loves a Woman)』は、アメリカのシンガー、パーシー・スレッジ(Percy Sledge)が1966年にデビュー・シングルとして発表した楽曲である。
アメリカの総合チャートであるBillboard Hot 100と、『ビルボード』誌のR&Bシングル・チャートの両方で1位を獲得し、後に多くのアーティストによってカヴァーされることとなる。

本曲はR&B (リズム・アンド・ブルース) に分類される。
R&Bとは1940年代に発祥したもので、強烈なビートに乗せ、魂を込めた歌詞を叫ぶように歌うのが特徴。

秀樹の選曲は、BIG GANE’80の前年、映画『ローズ』の劇中にてベット・ミドラーが歌唱した影響が大きいのではないだろうか。

本格派歌手でなけれがカヴァーすることが許されない『男が女を愛する時』は、歌えば必ず熱唱になってしまい、聞き手も涙をこぼさずにはいられなくなる名曲である。

語尾の節回し

BIG GAME’80に向け伊豆で夏合宿

R&Bの味わいは、独特な語尾の節回しから生まれる

ゆったりとした重ための前奏から入りますよ~
【Aメロ】
ホェンナメェン・ラーヴズアウーマン・
おーれの胸でぇぇぇ・泣かせたいー おまえをぉぅ
ほのおのぉしが中ぅぅ
吹ーき荒れるー苦しぃみー

R&Bの、
パンチを効かせながら、
語尾の母音にアクセントを置き、独特の節回しを加える歌い方は難しい。
R&B特有のじっくりと染み込ませるような歌唱は語尾のこなし方によって生まれる。

さて秀樹、 ← 秀樹、頑張って@(>人<)@ ← 猿が秀樹を愛する時
でぇぇぇ」「をぉぅ」「中ぅぅ」「苦しぃみー」での独特の節回しが、ハスキーボイスと相まって絶妙な味わいだ。
うま過ぎ~!な秀樹が泣かせたわぁぁぅ♪ @(;∀;)@← 秀樹の胸をぅ・狙うぅぅ♪← 猿まねはスルーする~

また、「ホェン」「ほのおのぉ」「」という3つのかましポイントでは、ぐしゃっと声を潰してずっしりとしたパンチ歌唱を披露。

更に、「ラー(ヴズ)」で声を裏返すドラマチックな味付け。

「()()」で、すっごい巻き舌来たわよ~。←舌、🍥並みに巻いてそう~

苦しいほどに「女」を愛する「男」の気持ちがガンガン伝わって来る。

強烈なパンチ

片時もカセットデッキを離さず歌の練習をする秀樹

全篇歌い上げであるR&Bの歌唱のポイントその2は (← サビの概念吹っ飛ぶね~ @( ;∀;)@)、各小節の頭ごとに強烈なパンチを効かすということだ。
とにかく、パンチ勝負なのだ。← パンイチもかなりの勝負よ!@(//∀//)@ ←無駄口

単純明快に、声量のない人は歌えません。
逆に、肺活量6,000ccの声量をもって歌えば、余すところなく響き渡るということだー!

【Bメロ】
(ン)愛が今・宇宙をー変えるぅぅ
(ン)熱い愛の・ゆめの・ゆめの・なぁかぁーーー
愛が今・宇宙をーこえるぅ
クラインベイ・ドンチュ・ドンチュ

離さなーーーーーーーーぃ

ワゥワーゥオゥオゥオオオ――――
オゥーーオゥオーーーオオオー――
← @( ;∀;)@ アドリブで歌い上げてる~

宇宙スケールで「女」への愛を歌い上げる秀樹 ← 日本語訳オリジナルの内容です!

特にBメロラストの「離さなーーーーーーーーぃ」は「女」への思いを込めての圧巻ボリュームのロングトーンだ。
更に溢れる思いを、間奏のアドリブで声量たっぷりに歌い上げるヒデキーーィ・ゥオゥ・ゥオーーー ← 何これ?@(//∀//)@

気持ちを伝える歌唱

寝室にもカセットデッキを持ち込んで

“男が女を愛する時”の愛の壮大さ、無償の愛、女を熱く強く求める気持ち、がガンガン伝わってくる本楽曲。

ポイントの3つめは、歌唱を通じて気持ちを伝えることができてこその、R&Bということだ。

しかし、改めて自分の立場を歌い手に据えて、「歌で (聞き手に) 気持ちを伝える」という方法を考えた時、一体どうやったらいいのか?と思い悩んでしまう。
秀樹はどのようにして、気持ちを歌に乗せていたのだろうか

実は脳梗塞で倒れた後、秀樹は自分の歌唱について次のように語っている。

テクニックとかはともかく、倒れた今の方が(僕の歌は)自分の心に響く。んー、そうだね、自分の心に響くね。

上記からうかがうに、歌唱するときに自分の心に響かせること、それを秀樹は最も重要な歌唱ポイントにしている。

そうすることが同時に、聞き手の心に気持ちを届け、聞き手の心に響かせることにつながるのだろう。← 心に刻みます @(T-T)@ ← カラオケで勝手に酔いしれがちな人

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アクション

BIG GAME’80 歌唱風景

『男が女を愛する時』の全歌詞はこちら ↓ です~

シングルカット曲とは異なり、カヴァー曲にはあらかじめ決められたアクションなどはない。
よって、歌いながら秀樹がするアクションは全て、歌唱に身を投じた秀樹から自然発生的に生まれるものである。

ワゥワーゥオゥオゥオオオ――――
オゥーーオゥオーーーオオオー――

で、存分に歌い上げた後、秀樹はスゥーと右手を上げていく。
それから「宇宙を超える(愛)」を仰ぐように、その眼差しを上方彼方に向ける。← もしかして@(//∀//)@/お猿が見えてる~?ここよ〜♡ ←たわごと

……と、バッと身をかがめて、
ホェンナメェン・ラーヴズアウーマン・← 2番歌い出し

上記太字アクション全てがかっこよく決まり、指先まで品があり、セクシィなのは秀樹の生まれ持ったものなの~?← 結局、レコードもCDもDVDも全て買うことになったわ~@( ;∀;)@

歌唱、身のこなし、全身で「男の愛する気持ち」を歌に込める秀樹にノックアウトされて本望だ~。

……というところで、そろそろ参りましょうかぁ?
西城秀樹で『男が女を愛する時』です。どうぞっ!
※ ♪ユーキャンストップザミュージック♪の最後に~、秀樹のウィンクがあなたをズギューン!←♡

パーシースレッジ(Percy Sledge)の『男が女を愛する時 (When a Man Loves a Woman)』もどうぞ!← こちらも鳥肌ものですよ~♪

★ @(*^_^*)@ 秀樹の洋楽カヴァー関連の記事です!
King Crimson(キング・クリムゾン) の伝説の『Epitaph (エピタフ)』↓

Ricky Martin(リッキー・マーティン)『Livin’ La Vida (イカレるほど夢中)』↓

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